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小山町長の所信表明演説

 8月の川崎町長選挙で再選を果たした小山修作町長が、9月30日開会の町議会定例会で
所信表明を行いました。

 

【はじめに】

私は、この地に生まれ、この地に育ち、そしてこの地に暮らす人々が、将来に向かって、夢と希望を持ち、豊かな生活が送れるよう、町政運営に誠心誠意を持って取り組んでいく所存であります。
 そして、引き続き「みんなが主役のまちづくり」という基本姿勢を念頭に置き、町政運営を進めて参ります。
 当然ながら、まちづくりは、町民のために行うものであり、将来にわたって安定・充実した行政サービスを提供していくことが、町長としての務めだと考えております。
 私は、これまで多くの町民と接し、日頃どのような事を考えておられるのか、何を求めているのか伺うことができました。町民の方々が必要としていること、その民意を反映させることが町政の基本であります。
 これからも町民目線、町民感覚という事を忘れず町政運営にあたって参ります。

【町政運営の基本方針

次に町政運営の基本方針として、次の3点を掲げたところであります。
 まず一点目は、「むり、むだ、むら」を省いた町政運営であります。
 町の財政状況は、自主財源の割合が少なく、地方交付税などの依存財源に頼らざるを得ない状況にあります。そして、国の財政事情における地方交付税や国庫補助金が減額される傾向にあり、自主財源の確保にも限界が感じられるところです。
 そのため、限りある財源を有効かつ効率的に活用し、歳入に見合った財政運営を行い、健全財政の維持に努めて参ります。
 財政を安定化させるための第一歩は、「むり、むだ、むら」を無くすことです。そのためには、限られた人材と財源を有効に活用していくことが必要であり、そして、それが求められていると考えております。

二点目は、「公平・公正でクリーンな町政運営」であります。
 まちづくりには、町民の皆様の理解と協力が不可欠であり、そのためには開かれた町政運営を行っていくことが、とても重要であります。
 特に広報紙やホームページなどは、町民の皆様が情報収集しやすいものでございますので、その内容をより充実させ、行政情報の提供に努めて参ります。
 今後とも積極的に情報提供を行い、利権やしがらみのない公平で公正な町政運営を行って参ります。

三点目は、「町民との協働による町政運営」であります。
 先人たちが、多くの困難を乗り切り、まちづくりを引き継いできました。我々も、子供たちや孫たちが、誇りに想うまちづくりを進めていかなければなりません。
 そのためには、主役である町民の皆様と、引き続き意見交換をする必要があります。
 私はこれまで、常に「現場が第一」と考えて参りました。これからも「みんなが主役のまちづくり」を進めて行くにあたり、まちづくり懇談会等をはじめとした町民の皆様との意見交換の場を積極的に設け、頂戴したご意見等を謙虚に、まちづくりに反映させたいと考えております。
 なお、まちづくりは、行政だけで成しえるものではございません。様々な機関や各種団体のご協力があってこそ、推し進められるものだと認識しております。これまで以上に情報を共有し、「オールかわさき」体制で対応して参ります。

【主な施策について】

次にこれからも、子どもたちが、孫たちが、次の世代が、希望と美徳とともに歩んでいけるよう、主な施策として、次の施策を講じて参りたいと考えております。

 

(道の駅について)

川崎町の産業振興や観光拠点、さらには、災害支援活動の場となる「道の駅」の整備につきまして、任期中である令和5年(参考:2023年)4月、新たなにぎわいの核となる施設の開設を目指して取り組んで参ります。
 さて、川崎町には国営みちのく杜の湖畔公園という大きな強みがございます。この強みを最大限に発揮できる施設、そして「川崎町らしさ」をアピールできる施設、さらには様々な好影響を生み出せる施設となるよう、町民の皆様だけでなく、川崎町を愛する多くの方々のご協力を賜り、「オールかわさき」を具現化して取り組んだシンボルにしたいと考えております。
 町民皆様の自信や誇りを醸成し、これからも引き継がれる「まちづくり」にまで好影響をもたらすよう、改めて強い決意を持って取り組んで参ります。

(移住・定住の促進について)

これまでどおり人口減少を少しでも緩やかにするという決意を持って、様々な施策を実行して参ります。
常に大所高所からものを見ながら、事業の方向性等に誤りがないかということを意識するとともに、時には大きな方向転換も辞さない覚悟を持って対応したいと考えております。
そして、もともとの町民、移住してきた新たな住民、さらには川崎町の三方良しの関係性を構築し、誰もが良かったと実感できる政策を実行して参ります。

(広報活動の強化について)

情報の発信は、災害時は言うまでもなく、平常時においても極めて重要であると認識しております。同時に非常に重要であるからこそ難しさも痛感しております。
 町民の皆様が欲しい・必要であろう情報に関し時機を逃すことなく、そして誰もが簡単に理解できる表現をする必要性を感じているため、「広報かわさき」をはじめ各種パンフレットにいたるまで、就任以来、自らが編集会議を開催し発行しております。
 引き続き情報発信の重要性・必要性を認識しながら、IT時代に即したSNS等も積極的に活用して参ります。
 また、川崎町を町内外にPRするには、広報紙等の発行だけではないとも考えております。例えば、他の地方自治体ではあまり例を見ない廃校の同時活用や「川崎レイクサイドマラソン」の開催等、様々なコンテンツを活用しながら川崎町の元気な姿を発信して参ります。 

(企業誘致・雇用の確保について)

これまで同様、今ある企業を大事にさせていただく方針は変わりありません。代表者の方々と意見交換を重ね、柔軟な考え方を持って政策に反映させたいと考えております。
 また、新たに進出したい企業に対してもこれまで同様、私自らが企業訪問を行う等、地道な活動を続けて参ります。企業誘致を進めるにあたっては、社会の変化や企業動向のトレンド等を敏感に捉えるとともに、良好な関係性を維持している宮城県と常に情報交換を行いながら対応して参ります。
 なお、町外より新たな企業を誘致するだけでなく、川崎町民や移住をして創業したいという人たちの希望に応じられるよう、「SPRING」において引き続きビジネススクールをはじめとした創業するための手立てを講じたいと考えております。

(みんなが子育てにやさしい町を目指して)

平成27年3月に策定した「かわさきまち子ども・子育てプラン」が来年3月に計画終期を迎えることから、現在第2期の新たなプランを策定中であります。小中学校だけでなく、こども園や児童教室、子育て支援センターなどの良質な保育・教育環境を継続的に提供するとともに、妊娠期からの切れ目のない支援を行う川崎版子育て世代包括支援センターの設置に取り組みます。
 また、これまで町独自で実施してきた健やか誕生祝い金、満1歳までの乳幼児応援助成券、18歳までの子ども医療費助成、インフルエンザ予防接種費用助成、児童生徒2人目からの学校給食費無償化、第3子からの小学校入学祝い金支給など、子育て家庭への経済的な負担軽減を図るほか、子ども自身の健やかな育ちを支援するための様々な取り組みを進めて参ります。

(高齢者の社会参加とシルバー人材センターの活用について)

生産人口の減少と高齢人口の増加がますます進む中で、元気な高齢者の社会参加と生き甲斐づくりを支援するため、念願であった一般社団法人川崎町シルバー人材センターを本年2月15日に設立し、4月から本格的に業務をスタートしています。
 設立当初の会員は63人でしたが、センター稼働による町民の認知が高まり、現在は103人にまで拡大しています。また、受託した業務は79件で、就業延人数は912人、受託金額は511万円と順調に伸びています。当初計画した見込みを上回る状況で、今年度から県の補助要件をクリアできそうです。
 来年4月からは、民間企業などから引き合いの多い派遣事業にも対応できるよう準備を進めているところであり、業務拡張に伴う会員の増強、年間稼働日数や契約金額の大幅な増加など、会員の出番を増やすことでセンターの機能を更に向上して参ります。
 町としても、早い時期に国の補助要件を満たすセンターとなれるよう、今後とも積極的に関わりを持ちながらに運営を支援して参ります。

(健康づくりの増進と安心な暮らしを実現するために)

「健康かわさき21計画」の取り組みを継続的に実践して参ります。
 乳幼児期の健診事業や予防接種、学童期の学校保健、成人期の住民健診やがん検診、高齢期の介護予防や認知症予防対策など、各ライフステージに応じた保健事業を展開しながら、こころの健康や食育の推進にも努めます。
 特に、生活習慣病が腎臓病や脳疾患、心臓病や糖尿病などの重大疾病につながることから、特定健診やがん検診の受診率向上を目指すとともに、検診結果を迅速に医療機関につなぐことや、生活習慣の改善で発症を抑止するための特定保健指導を更に強化します。
 町民一人ひとりが自分の健康に関心を持ち、積極的に健康づくりに取り組めるよう更なる保健事業の充実を図って参ります。
 また、団塊の世代が後期高齢者医療に移行する時期を迎えます。重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを生涯続けられるよう、医療・介護・住まい・予防・生活支援を一体的に提供する地域包括ケアシステムの実現を目指します。
 さらに、社会的弱者である子どもや障がい者、生活困窮者にも細やかな配慮が必要なことから、この町に生まれ、暮らし、安らかに人生を終える時に、幸せだったと思える、この町に相応しい幅の広い福祉サービスの提供体制を整えて参ります。

(病院事業について)

現在、川崎病院では「地域医療連携業務」を経営改善の柱と位置付け、積極的に町外からの患者数の確保に取り組んでおり、結果として、これまで70%台だった病床利用率が80%台までに上昇しているところであります。
 医師や看護師不足を背景とした地域医療体制の崩壊が叫ばれる中、今後も住民が安心して暮らしていくための基盤である医療サービスについては、これからも、より身近で信頼できるものとしていくため、経営の改善、安定化はもとより、改めて、訪問診療や地域医療連携業務をより充実させていくなど、住民が求める医療サービスを今後もより積極的に展開し、地域医療の拠点としての役割を職員が一丸となって果たして参ります。

以上、所信の一端を申し述べましたが、より良い「まちづくり」のため、誠心誠意努力して参ります。
 「初心忘れるべからず」、私は、8年前の初当選の際にも申し上げました。
 未来への道のりは決して平坦なものではないだろうと。
 けれど、先人達が多くの困難を乗り越え、まちづくりをしてきたように私たちも知恵を出し、夢を語りつつ「坂本龍馬」のような「新しさと改革を求める姿勢」、そして「上杉鷹山」のように「質素倹約」を旨とした行政改革を心がけて、暮らしやすい郷土を築き上げてゆきたいものです。
 そのためにも議員の皆様をはじめ、町民の皆様の英知と情熱を結集し、まちづくりへのご支援とご協力をいただきますよう切にお願い申し上げ、私の所信表明といたします。

 

町長プロフィール

 

氏名

小山 修作(おやま しゅうさく)

生年月日

昭和32年8月14日

就任日

一期 平成23年8月28日(54歳)
二期 平成27年8月28日(58歳)
三期 令和 元年8月28日(62歳)

出身地

宮城県川崎町

趣味

映画鑑賞 読書 博物館めぐり

好きな言葉

地道な行動が最大の自己アピールになる

学歴

川崎町立本砂金小学校卒業
秋保町立秋保中学校 卒業(現 仙台市立)
国立宮城高専 中退(名取市)
宮城県農業高等学校秋保分校 卒業
東北学院大学 経済学部(夜間) 卒業

経歴

川崎町青年団 団長
川崎中学校PTA会長
川崎町議会議員(2期)

青年団時代は演劇の脚本(青春のきら星たち)など青春3部作を書きあげ、上演また、さだまさしコンサートで川崎中学校の体育館に1,200人を動員
すべてはすばらしい仲間のおかげ

 



 

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