令和元年6月会議 川崎町議会定例会会議録

  令和元年6月5日(第2号)

  ※6月6日の一般質問者はこちらをクリック

                                           

○出席議員(14名)

   1番  高 橋 義 則  君      2番  沼 田 長 一  君

   3番  大 沼 大 名  君      4番  佐 藤 昭 光  君

   5番  神 崎 安 弘  君      6番  眞 幡 善 次  君

   7番  的 場   要  君      8番  石 野 博 之  君

   9番  佐 藤 達 也  君     10番  生 駒 純 一  君

  11番  佐 藤 新一郎  君     12番  丹 野 雅 昭  君

  13番  遠 藤 美津子  君     14番  眞 壁 範 幸  君

                                           

○欠席議員(なし)

                                           

○説明のため出席した者

町長

小 山 修 作 君

 

副町長

佐 藤 孝 行 君

総務課長

大 沼 澄 夫 君

 

会計管理者

兼会計課長

村 上   博 君

税務課長

佐 藤 達 哉 君

 

農林課長

清 塚 政 弘 君

地域振興課長

滝 口   忍 君

 

建設水道課長

佐 藤 好 宏 君

町民生活課長

近 藤 文 隆 君

 

保健福祉課長

小 林 志 郎 君

病院事務長

渡 邊 輝 昭 君

 

教育長

大 沼 吉 朗 君

学務課長

柏   慎 一 君

 

生涯学習課長

佐 藤 邦 弘 君

幼児教育課長

木 村   洋 君

 

農業委員会

事務局長

大 森 喜美江 君

代表監査委員

大 松 敏 二 君

 

 

 

                                           

 

○事務局職員出席者

事務局長

佐 藤 文 典 君

 

書記

小 原 邦 明 君

書記

髙 橋 悦 子 君

 

 

 

                                          

○議事日程

 

日程第3 一般質問

○議長(眞壁範幸君) 日程第3、一般質問を行います。

 再質問に関しては、挙手の上、質問願います。挙手がなければ次の質問に移りますので、ご了承願います。

 順番に発言を許します。

 通告第1号、4番佐藤昭光君。

【4番 佐藤昭光君 登壇】

○議長(眞壁範幸君) 初めに、人口減少対策について質問願います。

○4番(佐藤昭光君) 許可をいただきましたので、通告に従って質問させていただきます。

 まず、人口減少対策についてであります。

 人口減少に歯どめをかけるため、数々の対策を町が実施してきたことは承知しております。しかし、人口減少は歯どめがかかっておらず、むしろ加速傾向を示しています。

 そこで、次の3点について伺います。

 ①平成21年3月31日現在の人口は1万271人。これに対して平成31年3月31日現在の人口は8,760人。10年で1,511人の減少となりました。1年で150人ずつ減った計算になります。この実態についてどのように受けとめているのかお聞きします。

 ②この人口急減に対し何らかの歯どめがかかり、我が町が生き残るためのオリジナリティーあふれる独自の対案がおありか伺います。

 ③この10年の人口減少ぶりを22の行政区単位で見ると、本荒町が244人、人数では最多であります。減少率では本砂金が28.08%、最高割合となっております。ふえたのは川内北側行政区の69人、ただ1カ所であります。各行政区が生き残るための独自のプランを考えているのかお伺いします。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 答弁に関連して資料の提出がありますので、ただいまから配付いたします。配付漏れはありませんか。

 町長、答弁願います。

【町長 小山修作君 登壇】

○町長(小山修作君) 4番佐藤昭光議員の質問にお答えいたします。

 1点目の「人口が過去10年間で1,511人減少となった。どのように受けとめているのか」とのご質問でありますが、私自身も事あるごとに「この国の一番の問題は人口減少である」と常々申しておりますことからも、極めて重要な課題であるとの認識を持っております。ですから、子育て支援や教育環境の充実、さらには空き家バンクの運用など、県内でいち早く、しかも手厚くさまざまな政策を展開しているところであります。

 そのような中、ちょっとこちらの表をごらん願います。ちょっと小さくて見づらいかもしれませんが、これは平成30年、仙南2市7町の人口動向であります。一番上に七ヶ宿町がございます。平成30年の1月1日現在の人口が1,427人、平成31年の1月1日現在の人口が1,391人、36人減りました。人口からいきますと減少率が2.52%。仙南2市7町では一番減少率が高いというところであります。そのようにしてずっといきますと、2番目に減少率の高かったのが丸森町、3番目が蔵王町、4番目が角田市、5番目が村田町、6番目が白石市、川崎町は7番目であります。人口減少が少ないのは大河原町。27人だけの減少でありました。いずれにしても、どこの地域でも人口は減っておるわけでありますが、さまざまな方法をとって、とにかくこの人口減少を減らしていかなければならないと思っております。

 それから、もう一つ、こちらの表は、皆様に「子どもがどんどんすくなくなる!」という1枚物を差し上げました。私、22年前、川崎小学校のPTAの役員のときにこの資料をつくって、PTAの皆さんに渡しました。平成9年の段階で平成15年までを予想して、このように子供が減っていきますよというグラフでございます。このグラフで示すとおり、昭和45年から平成元年ごろまでは、子供たちの人数は安定しておりました。平成元年から子供たちの人数が減ってくるわけであります。この30年間で減ってきまして、現在、川崎小学校の……ごめんなさい、上のほうのグラフが全町の子供たちの数です。下のグラフは川崎小学校だけの人数のグラフです。そして、現在、川崎小学校は204名。町内全部で344となっております。小学校の統廃合も進みましたから、現在、川崎小学校の子供たちの割合が60%になっていると。かつては大体半分ぐらいが川崎小学校以外にいたのですが、現在は子供たちの60%が川崎小学校に集まっているというところでございます。

 改めて、この川崎町の人口、10年ぐらい前からどんどん減ってきておりますが、子供たちの数は30年前からどんどん減ってきたというところであります。お年寄りが比較的長生きされたのですが、子供たちが生まれていなかった。それがやはり今、ここに来て、10年間で子供たちがいない分、お年寄りが亡くなって、人口減少が進んでいるというような感じでございます。改めて子育て支援や学校環境の充実など課題は多いと思っておりますが、いろんな現状を踏まえながら、議会の皆さんの意見をいただきながら、長期的な視点に立って、より効果的な政策を展開していかなければならないと思っております。

 1番目については以上であります。

 2点目の「人口急減に対し、川崎町が生き残るための独自の案はあるのか」との質問でございますが、議会においてこれまでも申し上げているとおり、この人口減少問題については非常に根が深くさまざまな要因が絡み合っていることから、すぐに解決できる施策などの実施は大変難しいと感じております。1点目のご質問でも回答いたしましたが、地道に政策をとって、さまざまな政策をこつこつと実施していきたいと思っております。

 3点目の「各行政区が生き残る独自のプランをつくる考えはあるのか」とのご質問でありますが、平成28年2月に策定した人口ビジョンにおける将来推計人口は、本荒町・本砂金に限らず、どの行政区においても減少するとの推計がされていることから、行政区独自のプランをつくる考えはございません。これまでの施策を展開し、川崎町全体の人口が急激に減少することがないよう取り組んでまいりたいと思います。ご理解を賜ります。

○議長(眞壁範幸君) 再質問の場合、挙手願います。佐藤昭光君。

○4番(佐藤昭光君) 今お話しの川崎町の人口ビジョンによりますと、2000年を境に人口減少が続いて、2060年には4,400人台に、現在からさらに半分以下になると予測されております。単純に今の減少状態を続ければ、もっと減るんじゃないかという、単純計算ではそういう計算も成り立つところであります。今おっしゃったような施策、さまざまな施策で歯どめはかかっていないということであります。

 以上から、以前にも申し上げましたが、改めて町民から広く意見を聞き、アイデアを生かす時期ではないのかと思います。町民からアイデアを募り、これはという目玉を探すような、そういう新たな行動を起こす考えはないのか、改めてお伺いしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 佐藤議員にお答えいたします。

 やはりまちづくりには、町民の皆さんの力が必要であります。アイデアももちろんでありますが、力も必要であります。町民の皆さんが積極的に行政や地域社会の活動に参画してもらえるように、我々も仕掛けていくことが当然ですし、地区懇談会でありますとか、さまざまな会合を通じまして、皆さんの意見を吸い上げることは当然であります。

 また、そのために議員の皆さんがおられるわけでありますから、議員の皆さんも地区の皆さんの声に、もちろん我々もそうでありますが、そういった声に耳を傾けて、その中からさまざまなご意見や提案を我々に投げかけていただきたいと思います。もちろん町民の皆さんから意見を聞く姿勢は一番大切だと思っております。

○議長(眞壁範幸君) 佐藤昭光君。

○4番(佐藤昭光君) まず、再質問でありますけれども、2番目ですけれども、人口減対策として、これまで実施したまちづくりの事業名、主な実績内容ですね、主な事業名と実績内容、企業誘致対策について、これまでの実施内容、経過。③として空き家・空き店舗活用のアイデアと実績。以上について、後ほど一覧にして報告していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 時間をいただければ、まとめて提出します。

○議長(眞壁範幸君) ただいま佐藤昭光君から資料の提出が求められました。これについて議会として要求していいか、ちょっと確認をしたいと思います。よろしいですか。

○9番(佐藤達也君) 提出理由の根拠だけ示していただきたい。

○議長(眞壁範幸君) 佐藤昭光君。

○4番(佐藤昭光君) 今回答いただいた内容でよかろうと思うのであります。私、細かくいろんなことはよくわかっていないところがありますので、それを知りたいというのが一番の理由です。

○議長(眞壁範幸君) 佐藤昭光君。

○4番(佐藤昭光君) さらに、企業誘致もあったと思うのですが、それの実績、そして今どうなっているのか。それから、昔の川内分校のコールセンターというのがありましたよね。それがどういういきさつで川内分校に入って、それから撤退したのか。その経過なども同じように報告をいただければと思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) いろんな形で町民の皆さんから情報公開などを出されておりますが、そのようなものというか、同じようなものであれば、同じような形で手続をしていただければ、それに対して対応するわけであります。

○議長(眞壁範幸君) よろしいですか、それで。佐藤昭光君。

○4番(佐藤昭光君) 議会等に対してでもいいですし、議員に対してということでもいいのですが、細かく必要はないのですけれども、いきさつを私、全くわかっておりませんので、それを知りたいということで、ちょっとお願いしたところです。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) コールセンターの件につきましては、今までその経過の中で議会の皆さんにも説明したりしておりますので、議員の皆さんにも提出した資料を出していきたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 佐藤昭光君。

○4番(佐藤昭光君) それから、国は10月から幼稚園・保育所を無料化するということが報道されております。子育て支援に国も力を入れるんだということでありますが、当町でも既にやっている施策との整合性などについて、ご意見があったらお伺いしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 私も議員のときから子育て支援を図るべきではないかということで、当時の行政の方々に提案しておりました。町長になってからは、まず最初に子育て支援を少し手厚くしましょうということで、議会の皆さんの賛同を得て、さまざまなことをやってきたわけであります。国のほうも、国のほうを先行したのではないという気持ちもあるくらいであります。いずれにしても、やっとここまで来たなと思っております。

○議長(眞壁範幸君) 佐藤昭光君。

○4番(佐藤昭光君) 先行した部分ということはどんなことか、ちょっと教えていただきたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) さまざまな面で子育て支援、例えば誕生祝い金を1人目から出しますとか、医療費を18歳まで引き上げるとか、2人目からの給食費は町で補助するとか、そういったさまざまな政策であります。

○議長(眞壁範幸君) よろしいですか。次に、国保会計について質問願います。

○4番(佐藤昭光君) 昨年の12月会議で国保会計について質問しましたが、「毎年県から示される国保事業給付金に見合うだけの保険税を確保できるよう、適宜税率改正などを行っていく必要があると考えている」との答弁がありました。

 そこで、次の2点について改めて質問します。

 ①国の税制改正で消費税が10月から2%上がり10%になります。これまでより国保税の負担がふえた場合、国保世帯の生活が打撃を受けて困窮者の増加を引き起こしかねません。国保世帯に対する負担軽減策を考えているのか伺います。

 ②川崎町以外の県内町村では、国保会計の赤字補塡を目的とした一般会計からの繰り入れ、つまり支援がないということですが、平成16年度から平成28年度までの長きにわたって、当町だけが赤字補塡してきたのはなぜだったのか伺います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 国保会計についてお答えいたします。

 1点目の「消費税引き上げに伴い、国保世帯への負担軽減策は考えていないのか」との質問でありますが、現行制度でも低所得者に対して世帯平等割と被保険者均等割が、世帯の総所得に応じてそれぞれ7割・5割・2割の軽減措置がとられており、国保世帯全体では約4割の世帯がこの軽減対象となっていることから、町として独自に新たな負担軽減策を講じる考えは今のところございません。

 2点目の「川崎町だけが国保会計の赤字補塡をしてきたのはなぜか」でありますが、平成15年度までは、国民健康保険特別会計において財政調整基金があったことから、毎年基金から単年度の赤字を繰り入れて決算してきたところであります。

 平成15年度、16年度と税率改正を実施したものの、その後の単年度不足額は保険税に転嫁することなく、一般会計からの繰り入れでしのいできたというところでございます。

 平成25年度にも9年ぶりに税率を改正したところですが、被保険者数の減少と保険給付費が増大したことから財源不足が生じ、一般会計からの繰り入れで補わざるを得ない状況が続いてきました。

 本来であれば、保険制度である以上、国・県・町からの公的な支援を除けば、必要な財源は被保険者自身の保険税で負担いただくことは、ごく当然のことであります。昨年度から国の財政支援も強化され、県単位化による財政面の安定化が図られましたので、今後も毎年県から示される国保事業費納付金に見合うだけの保険税を確保するため、適宜税率改正などを行っていく必要があると考えております。ご理解をお願いいたします。

○議長(眞壁範幸君) 再質問の場合、挙手願います。佐藤昭光君。

○4番(佐藤昭光君) 川崎町以外の市町村の一般会計から国保会計への赤字繰り入れは行われてこなかったということであります。他市町村は財政が豊かだったのか、川崎町が参考とすべき手だてはあったのかなどについて、考えをお伺いしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(小林志郎君) 佐藤議員のご質問にお答えします。

 ほかの市町村では、国保の決算剰余金を充てて財政調整基金を数億程度造成して、現在もそれを維持しております。さらに、保険税で賄うべき財源確保のために、毎年のように必要な税率改正も行ってきております。保険制度を維持するためのこのような要件を崩さないことが、赤字繰り入れをしない原則であるというふうに思っております。

○議長(眞壁範幸君) 佐藤昭光君。

○4番(佐藤昭光君) 町の負担で税率改正をしないように図ってきたということであります。考え方としてはそれでいいのかなとは思うのでありますけれども、今後は、それが今度はかなり当人への負担になるのかなという、今考えを持ちました。今度消費税上げて、苦しい家計がますます厳しくなるかもしれません。川崎町は30年度に国保の財政調整基金として一般会計から1億円を積み立てました。国保世帯の保険税負担軽減のため、財政調整基金を取り崩すというような考えは今のところあるのかないか、伺います。

○議長(眞壁範幸君) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(小林志郎君) 佐藤議員のご質問にお答えします。

 先ほど町長が答弁したとおり、新たな保険税の軽減措置は考えておりません。消費税増税の影響がどれだけあるのかわかりませんが、今回の増税はこれからも永続的に続くものと考えられます。財政調整基金を今回取り崩してまで保険税軽減を拡大することは、今後の保険財政を維持する上で新たな課題が生じるというふうに思われますので、ご理解をお願いいたします。

○議長(眞壁範幸君) 佐藤昭光君。

○4番(佐藤昭光君) それでは、この基金は何のために造成して、具体的にはどんな場合に充当していこうと、どんな場合というのをお伺いしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(小林志郎君) 佐藤議員のご質問にお答えします。

 国保の基金の目的は、国保財政の安定化と不測の事態による財源不確保であります。具体的にということでございますが、国の手厚い財政支援がいつまでどの程度続くのか、まだ見えない状況にあります。また、自然災害などによる人的・物的財産の滅失、あるいは異常気象などにより農業所得などが大幅に減少した場合、減免措置を講ずるなどで保険税が極端に減収となっていくことが危惧されます。基金はこのような際の財源補塡に充てるということが考えられております。

○議長(眞壁範幸君) よろしいですか。(「はい」の声あり)

 これで佐藤昭光君の一般質問を終わります。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 通告第2号、5番神崎安弘君。

【5番 神崎安弘君 登壇】

○議長(眞壁範幸君) まちづくりの進捗と自己評価について質問願います。

○5番(神崎安弘君) 5番神崎安弘です。

 ただいま議長より発言の許可を得ましたので、通告に従い質問いたしたいと思います。

 まちづくりの進捗と自己評価についてでございますが、平成29年、2年前の6月会議で、まちづくりについて町長の公約に対して進捗状況と自己評価について質問をいたしました。答弁では「行政改革と子育て支援は、みずからと特別職の給与をカットした財源で給食費、医療費の一部無料化に充当しています」という答弁でございます。また、「企業誘致・雇用の確保、病院の経営改善、産業振興は可能性を視野に進めている」ということで、そのときには、どれくらいという、自分に点数を与えるのを私が聞いたときには「75点」という点数を町長が述べております。

 そのことについて、次の点について4点ほどお尋ねしたいなと思います。

 2期8年を迎えますが、2年前とその進捗状況と自己評価については、どういうふうに考えておられるのか。

 2点目、今後取り組むべき課題は。

 3点目、これからまちづくりをどのように進めたいと考えているのか。

 4点目、まちづくり懇談会開催方法などを見直す考えはあるのか。

 その4点についてお尋ねしたいと、町長の見解をお尋ねしたいと思います。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 町長。

【町長 小山修作君 登壇】

○町長(小山修作君) 5番神崎議員の質問にお答えいたします。

 1点目の「2期8年を迎えるが進捗状況と自己評価は」との質問でありますが、東日本大震災の発生から5カ月後に川崎町長に就任して以来、災害への備えを初め、課題となっていた企業立地応援条例の制定や、川崎病院の経営改善を図るための病院改革プランを策定し、訪問診療の拡充などを展開しております。また、川崎町を元気にするためのレイクサイドマラソンを開催したり、関係機関との連携協定を締結したり、着々とさまざまな政策を実現しております。とはいうものの、人口減少を克服するためには、交流人口の拡大や戦略的な産業振興を図る必要があると認識しております。

 さて、どのようにまちづくりを進めたとしても、全ての課題を解決することは困難だと感じております。常に一つ一つの課題を愚直に解決しなければなりません。常に課題は目の前に存在しています。そのような観点から自己評価をすれば、前回同様「道半ば」との判断をしております。

 2点目の「今後取り組むべき課題は」との質問でありますが、一番の課題は人口減少だと認識しております。そのため、今後取り組むというよりは、むしろこれまでの政策を継続して展開するほか、常に時代にマッチしているかどうかを敏感に捉え、時には大きな軌道修正や新たな政策に挑戦することも必要だと感じております。

 3点目の「これからのまちづくりをどのように進めたいか」との質問でありますが、まちづくりを進めるためには、政策を着実に実行することが大変重要でございます。しかし、これからの時代は人口減少問題を初め、政策を着実に実行しても解決できない問題が出てくるでしょう。それらの問題を解決するためには、これまで以上に議員の皆様を初め、町民の方々とともに挑戦していかなければなりません。そうするためにも、引き続き多くの町民の方々と意見交換を行うとともに、さまざまな活動をされている町民の方々に対しサポートをしていく必要があると感じております。

 また、政策を推進するためには、財政が伴います。さまざまな政策を展開してまいりますので、議員の皆様のご指導・ご鞭撻をお願いいたします。

 4点目の「まちづくり懇談会の開催方法を見直す考えはあるか」との質問でありますが、この件につきましては、これまでも一般質問においてさまざまな議員さんからご提言を頂戴しているところです。これまで4年に1回程度開催していた懇談会は、平成28年度より「まちづくり懇談会」と名前を変えまして、毎年開催するようになってから3年が経過しました。約2カ月にわたり町内17会場にて開催してきたところです。次回開催する場合はこれまでの結果を検証し、日程や会場を初め、より効果的な開催ができるように努めてまいりたいと思います。

 以上でございます。

○議長(眞壁範幸君) 再質問の場合、挙手願います。神崎安弘君。

○5番(神崎安弘君) ただいまの答弁で、以前、2年前に質問した内容、答弁とさほど変わりなく進行しているのかなと思っております。その中で、前回もちょっと点数では聞いた部分があったのですが、町長の採点としては、自己評価は点数ですれば、100点満点とすれば、何点で評価しておられるのか、まず最初にお聞きしたいなと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 前回75点と申し上げましたが、何点を言っても、町民の皆さんからはそんなものかと言われたり、いろいろなことを言われますので、何とも言えないところであります。

○議長(眞壁範幸君) 神崎安弘君。

○5番(神崎安弘君) やはり前回のことがあって、点数にはあらわせないのかなと私も思っております。ただ、答弁ではやはり「道半ば」ということで答弁をいただいております。当然かなと私は思います。やはりここで完遂しているというような言い回しはできませんし、時は流れ、いろいろさまざまな変化に遭遇してまいっておるわけでございますので、やはり「道半ば」という答弁に尽きるのかなと私も思います。

 次々と課題が山積しておりますし、2番目の答弁では、やはり人口減少、先ほど佐藤議員が質問いたしましたが、人口減少については、私もいろいろ草刈りをしながら常々考えるわけです。やはりこれに没頭してしまうと、なかなかいいアイデアが出てこないのかなということで、何かをしながら、ながらということで、私も現代人なのかなと思うのですが、ながらでやっておりますが、やはりその中でいろいろ考えられることは、私たちが幼少時代といいますか、小さい時代は、大家族だったんですね。そこから核家族化に推移しまして、やはり経済的にも右肩上がりで推移してきたわけでございます。

 それが今どうかと見れば、空き家問題とか、そういう問題にも遭遇してきていると。要するに、核家族化が将来、その時点ではどういう方向になっていくかというのを見えなかった部分もあるのかなと私は思います。

 町としては、表彰規定には親子3代とか、そういう形の表彰規定も当然ございますし、川崎町においてと限らず、ほかの町村でも余り3代親子で暮らされているというのも見えなくなってきているのかなと思います。

 そういうことを考えれば、もう少しそういった目線で、そういった方々のご家庭にもう少し優遇された何か、そういったことも1つの案ではないのかなと思っております。今、共働きで働いている方がほとんどでございます。やはり経済的に子供を預けたり、そういったことを考えれば、共働きでないとなかなか財源が確保できないということも当然あります。そういったことを背景に、いろいろ今後考えるべき問題は、改善することはできるのかなと思います。

 ただ、人口減少については、やはり一自治体だけで考えることは、かなり難しい問題だと思っております。国がやはり将来的にどういう日本の国をつくるかということを、町として、自治体として、それも国に伝えていくべきかなと思うわけでございますが、町長、そういったことを何かの、地元出身の議員の方を初めとして、そういったことも話をされていっておられるのか、お尋ねしたいなと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 神崎議員の質問にお答えします。

 私はこのごろ、地方創生のさまざまな交付金を使って事業を職員の皆さんと展開してきたのですが、やはり今、国はいろんな形で都会から地方に人を移動させようとして、多くの人や予算をつぎ込んでいるところであります。しかし、神崎議員がおっしゃるように、そういったものではなくて、もう少し違った形のものをすべきなのではないかと。子供が少ないのに、それを奪い合っているのが今の国の現状でありますから、それとはまた違ったことを国のほうに提案するのも、我々の仕事ではないかと思っています。

 さっきおっしゃいましたが、親子3世代、ちなみに日本で一番親子3世代が暮らしているのは山形県だそうであります。山形県の人たちはやはり3世代一緒に暮らしたほうが、ある意味経済的にもゆとりが出る、あとおじいちゃん、おばあちゃんが孫の面倒を見る、そういった3世代一緒に暮らすことの利点を知っているのではないかと感じております。

 50年前、結婚する人は年間100万組いたそうであります。今は年間60万組、半分近くになっています。これだけでも子供が少ない原因になっていますし、50歳まで結婚したことのない生涯未婚率は、男性の人は4人に1人、女性は7人に1人なっていますから、本当に結婚できる状況をつくるような政治をとっていただきたいということを、やはり我々地方の首長も国に対して言うべきなのかなと思っております。

 これからはこういったものなどを、町村会などを通じて国に働きかけていくのも、我々の仕事だと感じております。

○議長(眞壁範幸君) 神崎安弘君。

○5番(神崎安弘君) 4点目の「まちづくり懇談会の開催方法について見直す考えはあるのか」についてなのですが、先ほども町長、人口減少なり、そういった答弁の中で話があったわけでございます。いろいろな議員からの提案をいただいておるということもございましたが、先ほどの答弁でも、町長が2期目ですか、2期目のときから毎年開催するということで開催しておりますが、約400名弱の参加者、町民の参加を得てやっておられる内容でございます。

 前にもちょっと私も質問したのですが、そのまちづくり懇談会の、やはり見直しといいますか、今働き方改革、当然ございます。町長を初め、各課長も出席した中で開催しているわけでございますが、やはり町長みずからその働き方改革を念頭に、そういった町民の意見を聞くのは大変重要なことと私も認識しておりますが、もう少しやり方、方法を変えるべきかなと思うわけでございます。

 たまたまけさ、郡山市の市長のNHKのほうで放送があったのをちょっと私も見たのですが、秘書がいろいろな形でついて行事に参加されるということで、本当に休みがかなり、日曜日がそして多い、土日が多いということで、その辺、市長も今回の働き方改革を念頭に考えられたようで、土日については市町みずから1人だけで出向くというような考え方もとったようです。

 ただ、それがいいかどうかは、私は判断、ちょっと疑問な部分も多少あるのですが、そういったことも含め、今後そのまちづくり懇談会の開催方法等々について見直しをする考えがあるのか、町長の考えをもう一度お尋ねしたいなと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) まちづくり懇談会、2カ月にわたってやっておりますが、私の公務の入っていないときでスケジュールを組んでおりますので、私はそれ以外の全部入っているということになっています。ですから、これを2カ月を例えば4カ月に分けるとか、場所を半分にするとか、あとやはりPTAの人たちはPTAの人たちでいろんな講演会とかありますから、そのときに出向いてやるとか、いろんな形でやはり変えていかなければもたないなとは思いますので、いろいろ考えさせてください。

○議長(眞壁範幸君) よろしいですか。

 これで神崎安弘君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。再開は10時55分といたします。

午前10時46分  休憩

                                           

午前10時55分  再開

○議長(眞壁範幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 12番丹野雅昭君より所要のため、以後の会議を欠席する旨、届け出があります。

 通告第3号、7番的場 要君。

【7番 的場 要君 登壇】

○議長(眞壁範幸君) 初めに、完全給食導入について質問願います。

○7番(的場 要君) 7番的場 要です。

 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に沿って質問をさせていただきます。

 質問の前に、きのうの行政報告挨拶にもあったように、ゴールデンウイークの対応、時間がないところ、迅速にご対応いただき、大きな問題もなく済んだこと、心より感謝を申し上げたいと思います。

 それでは、完全給食導入について質問をさせていただきます。

 平成29年12月会議において質問をさせていただきました。給食費の値上げについては、「食材等の価格上昇により、賄い材料の調達については厳しい状況が予想されるが、当面は現状の金額で実施したい」との答弁でした。

 また、県内自治体で唯一導入されていない完全給食導入については、教育長より「今後、学校や保護者などさまざまなご意見を参考にしながら、対処を考えなければならないと思う」との答弁をいただきました。

 そこで、以下の質問をいたします。

 1、質問からこれまで、学校や保護者からの意見と現在の状況は。

 2、給食センターの老朽化も含め、完全給食導入について今後の方針は。

 3、学校給食軽減事業は、現在のまま今後も継続していく考えか。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 教育長。

【教育長 大沼吉朗君 登壇】

○教育長(大沼吉朗君) 7番的場 要議員にお答えします。

 1点目の「質問からこれまで、学校や保護者からの意見と現在の状況は」との質問でありますが、現在も給食費の値上げをせずに週3回御飯を持参していただいており、小学校230円、中学校276円の状況に変わりはありません。また、学校・保護者の意見でありますが、アンケートは実施しておりませんが、「現状でよい」という考えや「温かい御飯を食べさせたい」との意見もあり、さまざまであります。

 調理場勤務の栄養士には、できる限り手間をかけながら、栄養のバランスを考慮した給食の提供を心がけていただき、給食費と賄い材料費のバランスの調整を行ってまいります。今のところは現状の金額で実施してまいりたいと考えています。

 2点目の「給食センターの老朽化も含め、完全給食についての今後の方針は」についての質問でありますが、現在の調理場は平成2年建築の約30年経過しております。調理場については次年度以降に長寿命化計画を策定し、可能な限り長く使用してまいりたいと考えております。完全給食導入と一緒に今後も考えていく必要があると思います。

 3点目の「学校給食軽減事業は今後も継続していく考えなのか」との質問でありますが、佐藤達也議員からも軽減のあり方を考えてはどうかとのご意見を伺っております。第2子以降の給食費の免除については、子育て支援の重要な施策として取り入れており、今後も継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。

○議長(眞壁範幸君) 再質問の場合、挙手願います。的場 要君。

○7番(的場 要君) きょうも発言がありましたが、町長はこれまで県内トップクラスの手厚い支援を行っているとたびたび言ってきました。しかしながら、学校給食については、残念ながら県内唯一完全給食を導入できていないという状況です。どこのタイミングで完全給食を導入できるのか、しっかりと検討していく時期に来ていると思いますが、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 教育長。

○教育長(大沼吉朗君) 軽減税率ということ、以前、的場議員さんからは、消費税が上がった時には十分考えてほしいというご意見を伺っておりますが、私もそういう考えでおりました。ただ、今回の消費税、値上げに関しては、食料品は軽減税率であるということで、値段には影響しないと。ただ、的場議員さんのおっしゃるとおり、やはり川崎町が唯一の米飯給食であるというものもありますが、それについては私も食育という観点からも導入を考えるべき方向には来ているのかなとは思っております。

 ただし、保護者のご意見の中には、現状のままでいいとか、週3回つくるのにそんなに手間はかからないとか、また経済的にもいいことではないかというご意見も伺っておりますので、いろいろその時期については、町との、町長との話し合いなんかでこれから話題にしながら、どういう時期がふさわしいのか考えていきたいとは思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 的場議員の質問にお答えします。

 この件については本当に川崎町だけが完全給食ではないということで、また教育長がおっしゃったように、このままでいいという意見もあるようですし、いずれにしても、川崎町の米はうまいので、自分ちの米を食べても構いませんというような話も聞いておりますし、これ、施設も古いことですし、やはりどうやっていったらいいのか、そろそろ決断をしなくてはない時期に来ているなとは感じております。

○議長(眞壁範幸君) 的場 要君。

○7番(的場 要君) 教育長の答弁も町長の答弁も、本当にそのとおりだなというふうに私も思います。ただ、質問からこれまで、特にアンケート、意見聴取というものは実施はしていなかったということですけれども、やはりこちら側でしっかりと考えていかなければ、そういうアンケートのとりようもないのかなというふうに思っております。ただ「どっちがいいか」ではなくて、「こういう時期に導入を考えているがいかがでしょうか」とか、「建物が老朽化していますが、使えるうちは使っていきたい、そのためにあと何年間は改修しながら使って、その後新しくするタイミングで完全給食を導入したいがいかがでしょうか」というような、こちらからの投げかけもあってのアンケートであれば、皆さん、快くそれを受け入れてくれると思います。

 そういうタイミング、時期、直前ではだめだと思うんですね。やはり前の段階でいろんなパターンを考えながら、シミュレーションを重ねながら、しっかりと提案できるような状況が必要だと思います。町長、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 先日、ある本を読んでおりましたら、どんな仕事にも締め切りがあるんだということが書いてありました。やはり時間を区切って、皆さんに諮ったり、調査したり、結論を出したりすることが、やはり我々にとっても必要なんだなと感じたところ、今、的場議員からそのような意見を賜りました。改めて長寿命化計画を踏まえて、どのようなことで保護者の皆さんに提案すべきか、やはりこちらから提案してアンケートをとっていく、これは基本でございますので、その基本に立ち返って働きかけをするようにしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 的場 要君。

○7番(的場 要君) 3点目の質問で、佐藤達也議員からも軽減のあり方について質問があったことでございますが、兄弟のいる家庭では大変ありがたい支援だなというふうに思います。きのうの挨拶の中にも、全体の34%がこの支援を受けているということでありました。しかし、お子さんが1人の家庭では、やはりこの恩恵は受けられないわけであります。子供の数が多ければもちろん大変ですので支援は必要だと思いますが、お1人の家庭にも何かしらの支援がなければ、不平等に感じられるのではないかなというふうに思います。全くなしというのではなくて、やはりお1人の家庭でも多子世帯でも恩恵のあるような、バランスのとれる政策が必要だと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) いろんな形で財源を捻出して施策を遂行したところではありますが、やはりそういった声をいただいていることも事実であります。そういった中で、どのようにしていけばバランスがとれていくのか、また財源も伴いますし、消費税も値上がっていくとなると、いろんな形で影響も出てくると思うので、そういったことも踏まえて来年度に向けて検討していかなければならないと思います。

○議長(眞壁範幸君) 次に、若い世代(子育て世代)との意見交換について質問願います。

○7番(的場 要君) それでは、若い世代(子育て世代)との意見交換について質問させていただきます。

 これまでまちづくり懇談会を積極的に開催し、地域の課題解決や情報交換の場として大きな役割を果たしてきたと考えます。しかし、若い世代の参加者が少なく、意見を聞く機会が少なかったと思います。人口減少や少子化などさまざまな問題がある中で、この町に残ってともにまちづくりを行っていくためにも、意見交換の場が必要と考えますが、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 的場議員の質問にお答えします。

 「若い世代との意見交換の場が必要と考えるがいかがですか」との質問でありますが、的場議員よりまちづくり懇談会に関し、平成28年9月、30年9月の2回、ご質問を頂戴しております。

 的場議員がおっしゃるとおり、これからの時代を担う若い世代との意見交換は非常に重要だと認識しております。次回開催する場合は、これまでご提言いただいた内容や、これまで回答申し上げたとおり、PTAを初め若い世代の会合などに出向くなどして、直接意見交換ができるよう対応したいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 的場 要君。

○7番(的場 要君) 答弁にありましたとおり、平成28年に質問をしております。今いただいた答弁とほぼ同じ内容でございました。最後が、お話を直接伺うことができるよう努力したいと思いますというふうに締められております。これまで時間が大分ありましたが、残念ながら町長はその努力を怠ってきたということにもなるかと思います。やはり町長みずから若い人の話を聞く、これは非常に重要なことだと僕は思います。もちろん議会の役割もあります。議会も若い世代の人たちとの意見交換というのは、これはしていかなくてはならない、そう思いますが、やはり行政のトップがその若い人たちと膝を突き合わせて話をするという機会は余りないのではないか。そして、町長に話を聞いてもらえるというだけで、行政に対して興味を持っていただけると思います。本当にこれは大事なことなので、すぐにでもやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 人に集まってもらうというのは、本当に難しいことだと思っております。毎年、町内の小中高の役員さんたちの総会などに招かれて、一通りの挨拶をしたりすることはございますが、なかなか意見交換できなくているのも事実であります。そういった中、やはりせっかく資料をつくって町民の皆さんに地区懇談会をして、現在やっているまちづくりの施策などを説明しているわけでありますから、ああいったことをやはりPTAの人たちにも説明を申し上げなければなりませんし、そういった機会をつくっていただかなければなりませんし、いただくことがこちらもありがたいことでありますので、早速、3期目当選させていただければ、年度内中にそういった機会を設けるとか、早い段階でしていきたいと思います。

 先ほど私、佐藤昭光議員さんの質問のときに、平成9年にこの町の川崎小学校の広報で、子供がどんどんいなくなりますよというものをつくって、当時の行政当局や議員さんにもお渡ししました。やはりどんどん子供が少なくなっていきますよ、どうしましょうかというようなことを、今思えば22年前、議会や町の当局の皆さんに働きかけをしたものでございます。やはりいろんな意見を若い人たちは持っているわけでしょうから、それを吸い上げるように、聞くように努力をしたいと思いますので、くどいようでありますが、3期目当選の暁には、すぐこの企画をしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 的場 要君。

○7番(的場 要君) 今回、このような質問をさせていただいたのは、あることがきっかけでありました。私の知り合い、若い、本当にまだ小学生に上がるかどうかのご家庭の方がお2人、二家族、仙台市内に移転をされました。やはり川崎町ではということで移転をされたと思うのですけれども、直接ではなく、理由をちょっと聞いたところ、やはり学習面での心配があるということ、そして充実したスポーツ環境があるところで学校に行かせたい、クラブ活動をさせたいという考えのもとに移転をされたようです。この二家族の考え方ももちろんわからないわけではありませんが、勉強もスポーツも川崎町にいてはできないというわけではないと思います。非常に優秀な方もいらっしゃいますし、勉強のできる方も多くいらっしゃると思います。ただし、そういう人たちは運動も含めてそうですけれども、町内でやるのではなくて、学校が終わった後の学習塾でありますとか、学校が終わった後、仙台市内へのスポーツ活動、クラブ活動でありますとか、そういうものに参加をしているということであります。ですから、親の負担は非常に大きいものなのかなと。その負担を考えれば、仕事は川崎でやっても、住むところは仙台へというのも理解できるのかなというふうに思います。

 そういう人たちをどうやって川崎町にとどめておくか。それはさっき言ったように、町長がしっかり話を聞く環境をつくるということで、多少なりとも僕は解消できるのではないかというふうに思います。皆さんの意見、質問をしっかり聞く。そして、できることはすぐやる。できないことはできない理由をしっかりとお伝えする。そういうやり方をしていくことによって、若い世代の人たちにまちづくりに関心を持っていただく。そして、行政にも関心を持っていただけると思いますが、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 的場議員のおっしゃるとおりだと思います。去年の今ごろはどんどん暑くなりまして、役場の前を通る子供たちに話を聞きました。「教室は暑さどう」、「町長さん、とても暑くて誰々ちゃんが吐いたよ」、「誰々ちゃんが保健室にずっといたよ」、「誰々ちゃんのお父さんやお母さんが迎えに来たよ」、「とても暑いんだよ」という話を聞きました。そこで、私は父兄の皆さんにも電話しましたら、「とても町長、暑くて大変なようだ」と。議員の皆さんとも意見交換しましたら、これはやらなくちゃいけないのだろうということで、9月の消防演習からやるということを皆さんに宣言して、そしてこのたび、県内35の市町村の中で一番早目にエアコンがついたわけであります。議会の皆さんの賛同をいただいて予算をとって、この事業を着手いたしました。

 的場議員がおっしゃるように、やはりやれることは素早くやっていけるように対応していきたいと思います。それもこれもやはり町民の皆さんの意見を直接聞くことができたからであります。意見がなければ、後押ししていただくことができませんので、私も議会の皆さんも、これから町民の皆さんの声をとにかく聞くことを、もちろん今までもやってきましたが、これまでもそれを通じていろんな政策をとっていかなければならないと思います。財源は限られておりますが、そういった中、議会の皆さんと創意工夫して進んでいかなければならないと思っております。よろしくご理解賜ります。

○議長(眞壁範幸君) 的場 要君。

○7番(的場 要君) 以前、町民の方にこういう質問をいただきました。あなたは高齢者と子供たちのどちらの支援を充実させたいですか。そのとき、僕はどちらも大切だと思ったので、はっきり答えることができませんでした。しかし、その方は、厳しい時代を生きてきた高齢者は大丈夫。ぜひ子供の支援に力を入れてくださいというお話でした。非常にうれしかったのを覚えています。やはり子供の支援を手厚くするのは大事です。それにこれまでも取り組んでこられました。しかしながら、バランス、そしてどのような事業に力を入れるべきか、しっかりと見定めて、限られた予算を充当する。それが一番大事だと思います。不公平感があるような支援では、僕はだめなのかなというふうに思います。若い世代の人たちがしっかりと納得をして、その支援をうれしく恩恵を受けていただくためにも、やはりこれまでと同じものを続けていくのではなくて、形を変えながらでもしっかりと受け入れていただける、そしてまちづくりに関心を持っていただける事業にしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 皆さんに公平な、なるべく政策をとっていきたいと思います。そのためには、議員の皆さんにも痛みをお願いするかもしれませんので、ご理解をよろしくお願いします。

○議長(眞壁範幸君) これで的場 要君の一般質問を終わります。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 通告第4号、6番眞幡善次君。

【6番 眞幡善次君 登壇】

○議長(眞壁範幸君) 「水車を活かした地域おこしを」について質問願います。

○6番(眞幡善次君) 6番眞幡善次。

 ただいま議長よりお許しをいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。

 まず、初めに先日の支倉常長まつり、大変ご苦労さまでした。町当局のすばらしい企画・立案で、今回は仙台市のみならず、仙南2市7町からの来場客が非常に目立ったように思われました。また、活気あるお祭りになったというふうに感謝しております。今後とも町を挙げてのお祭りにするよう、努力していただきたいというふうに思います。

 さて、本題に入り、水車を生かした地域おこしについて質問させていただきます。

 先日、地元のNPOが立ち上げた、町と地元のNPOが立ち上げた「資源をいかす協議会」が進めていた、水車を利用したミニ水力発電所の完成披露の会があったということをお聞きしました。私も早速現地を訪れてみましたが、大小2つの木製の水車が回っており、これは観光資源として活用できるのではないかというふうに思ったのと同時に、子供たちの環境教育の場としても有効に使える施設だというふうに感じてきました。その後、川崎第二小学校が自然環境教育の一環として、水車の果たす役割等、また水車小屋の内部まで詳しく見て勉強したというふうに聞き及んでおります。

 川崎町も小山町政になって以降、2台の水車ができ、各方面より相当注目を集めてきております。自然豊かなこの川崎町において、このような水車がところどころにあり、水車めぐりができれば、交流人口もふえ、まちおこしの起爆剤になることは間違いないと思っております。現在、やはりみちのく湖畔公園に来た人たちが、「このほか川崎町は見るところがあるのですか」ということをよく私も耳にします。やはり交流人口をふやすということは非常に大切だと思います。

 今回の水車は、多くの町民の賛同を得て、約280万円近くの寄附金が集まったと。それで、その寄附金がもとになり、町の協力を得て県より助成金を受け取ることができたと聞いております。また、町民の有志が手弁当でつくったことを知り、まちおこしの原点を改めて感じました。

 町長は今後のまちおこし及び水車を生かした地域おこしをどのように考えているか伺います。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 町長。

【町長 小山修作君 登壇】

○町長(小山修作君) 6番眞幡議員の質問にお答えします。

 「今後の地域おこしをどのように考えているのか。また水車を生かした地域おこしをどのように考えているのか」との質問でございますが、地域おこしもまちづくりも、議員の皆様を初め行政だけで進めていくものではなく、町民の皆様とともに挑戦しつくり上げるものだと考えております。

 さて、5月19日に開催された水車の完成披露会に私も出席させていただきました。完成した水車を目の当たりにしながら、携わった方々より川崎町に対する思いやご苦労した点などを伺い、改めて感謝と敬意を表したところでございます。

 今回完成した水車は、行政が導いたわけではなく、多くの町民の皆様や関係者の方々が、眞幡議員おっしゃるように、手弁当で事業に取り組み完成させた、すばらしいものでございます。議員がおっしゃるように、まさに地域おこしの原点だと強く感じたところでございます。

 このような取り組みが町内至るところで展開されるためには、行政が後押ししなければならない場合もございますので、そういったときはしっかりと後押しをしなければならないと思っておりますし、その時機を逸することなく対応していかなければならないと考えております。

 なお、地域おこしを推進するためには、水車に限らず、コンテンツ以上にかかわる人の力が重要であります。町民が主役のまちづくりを進めるためにも、議員の皆様を初めさまざまな方々のご意見や政策などを総合的に判断しまして、事業の推進を図ってまいりますので、ご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。

○議長(眞壁範幸君) 再質問の場合、挙手願います。眞幡善次君。

○6番(眞幡善次君) 非常に前向きに考えていただいておるということで、安心しております。やはりまちおこしは、町民と一体になってやらない限り、成果は出てこないというふうに確信しております。

 先日、この水車を建設した「川崎町の資源をいかす協議会」の関係者といろいろ話し合う機会がございました。その話によりますと、このような水車は町内のあちこちに建設が可能だと。やはり町外からの観光客を、水車めぐりをしてもらいたいというふうに言っておりました。そして、いずれはもっと大きな水車をつくって、水車の発電所を建設したいんだと、そういうことも言っておりました。やはりたかが水車といえども、観光の面では大きな力になっていると。

 私の生まれ故郷の上田のほうにも大きな水車が駅前にありますが、真田幸村のふるさと上田城を見学に来る人の8割の方は、その水車の前で記念写真を撮っていくんですよということが、地元の皆さんは言っておりました。やはり私ども、川崎にいると何でもない水車であっても、仙台あるいは都会から来る人たちにとっては、非常に珍しく感じられるものだと思います。

 小山町政になってから、マラソン大会を初め、オールシーズンスキー場、あるいは支倉まつりなどを通して、急激に交流人口はふえてきております。これは町にとっては非常に明るい材料だというふうに私も確信しております。

 この水車の活動は、環境に配慮しつつ、交流人口をふやし、観光につなげることができる地域おこしの試案としては、非常に有効ではないかというふうに考えております。今後、町の事業として積極的に取り組んでいく考えはあるのか、町長にお聞きしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 眞幡議員の質問にお答えいたします。

 今回の事業、本当に町民の皆さんが先頭になって、いろんな支援者の人を募ってお金を出し合ってやってくださった事業で、本当に感謝しております。やはりまちづくりはいろんな人に参加してもらって、いろんな人に協力してもらってやっていかなければなりません。町民の皆さんや、それに関係する人たちが、行政や地域社会に積極的に参画してもらえるように、我々も働きかけをしていかなければなりませんし、先ほどの回答で申し上げたように、そこに何か後押しできるようなことはしていかなければなりませんし、その時期も逃さないようにしていかなければなりません。

 そういった中で、ほかの事業とのバランスや予算的な面もございますので、支援はもちろんしていかなければなりませんが、まだまだどこまで進めるべきなのか、今の段階ではまだはっきり言えないといったところでございます。ご理解賜ります。

○議長(眞壁範幸君) 眞幡善次君。

○6番(眞幡善次君) まちおこし、あるいは地域おこしは、奇抜なアイデアと発想のもとでやらなければ、できないと思います。やはり思い切った展開を図ることが何よりも大切であると思いますし、ありきたりの発想ではだめだと思います。町独自の、他町村がまだ手がけたことがないようなことをやはり積極的にやっていかなければ、これはいけないと思います。そのことを肝に銘じて、今後ますます努力していただければと思います。

 最後に、小山町政も3期目に挑戦するわけですが、今後のまちおこしにおいて、町長が最も力を入れたいというふうに思っていることをお聞きいたしまして、質問を終わりたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 眞幡議員の質問にお答えします。

 一番やらなければならないことですし、心配なところは、正直、道の駅の問題であります。これをどのように皆さんとともに推進していけばいいのか、大きな課題ですし、問題でありますし、多くの皆さんのご理解・ご尽力を賜らないと進めていけないので、これをしっかりやるのが、皆さんとともにやるのが、3期目の使命だと思っております。

○議長(眞壁範幸君) これで眞幡善次君の一般質問を終わります。

 

 

   令和元年6月6日(第3号)

                                           

○出席議員(14名)

   1番  高 橋 義 則  君      2番  沼 田 長 一  君

   3番  大 沼 大 名  君      4番  佐 藤 昭 光  君

   5番  神 崎 安 弘  君      6番  眞 幡 善 次  君

   7番  的 場   要  君      8番  石 野 博 之  君

   9番  佐 藤 達 也  君     10番  生 駒 純 一  君

  11番  佐 藤 新一郎  君     12番  丹 野 雅 昭  君

  13番  遠 藤 美津子  君     14番  眞 壁 範 幸  君

                                           

○欠席議員(なし)

                                           

○説明のため出席した者

町長

小 山 修 作 君

 

副町長

佐 藤 孝 行 君

総務課長

大 沼 澄 夫 君

 

会計管理者

兼会計課長

村 上   博 君

税務課長

佐 藤 達 哉 君

 

農林課長

清 塚 政 弘 君

地域振興課長

滝 口   忍 君

 

建設水道課長

佐 藤 好 宏 君

町民生活課長

近 藤 文 隆 君

 

保健福祉課長

小 林 志 郎 君

病院事務長

渡 邊 輝 昭 君

 

教育長

大 沼 吉 朗 君

学務課長

柏   慎 一 君

 

生涯学習課長

佐 藤 邦 弘 君

幼児教育課長

木 村   洋 君

 

農業委員会

事務局長

大 森 喜美江 君

代表監査委員

大 松 敏 二 君

 

 

 

                                           

 

○事務局職員出席者

事務局長

佐 藤 文 典 君

 

書記

小 原 邦 明 君

書記

髙 橋 悦 子 君

 

 

 

                                          

 

日程第2 一般質問

○議長(眞壁範幸君) 日程第2、一般質問を行います。

 再質問に関しては、挙手の上、質問願います。挙手がなければ次の質問に移りますので、ご了承願います。

 順番に発言を許します。

 通告第5号、1番高橋義則君。

【1番 高橋義則君 登壇】

○議長(眞壁範幸君) 初めに、道の駅開設について質問願います。

○1番(高橋義則君) 議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い発言いたします。

 1番日本共産党高橋義則です。よろしくお願いいたします。

 議会定例会3月会議において、施政演説の中で、2023年4月に道の駅開設に向けて所信を述べられたことについてお伺いいたします。

 この道の駅は、町の農業、商店街、わざのたくみがつくる多くの作品を戦略的に展開し、町の産業振興となられるように構想を考え、道の駅開設を実施したのではないかと思いますが、現在オープンした近隣の道の駅は、仙南では角田市、白石市の産直市場、そのほかには村田町、七ヶ宿など、全国には多くの道の駅があります。

 道の駅の定義を調べてみたら、トイレと駐車場が24時間使える、通行どめなど区間のリアルな情報、観光情報などの案内、災害拠点となる、地域の産業を守る、振興する、地域の住民と協力して新しい産業をつくり上げるなどとなっています。以上のような定義の中で、町長が考えている川崎の道の駅とはどのようなことを考えて開設するのか、次の3点についてお伺いいたします。

 1問目、新年度に入り、着々と道の駅の計画は進んでいると思いますが、現時点での構想についてどのように考えているのか。

 2点目、開設には多くの費用が必要だが、運営を含めて当町の負担は多額になると考えます。費用対効果はどのように考えているのか。

 3点目、町の農業・商業が一体になり、道の駅を活性化させる必要があると考えるが、町長の考えをお伺いいたします。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 町長。

【町長 小山修作君 登壇】

○町長(小山修作君) 1番、高橋義則議員の質問にお答えいたします。

 1点目の「現時点での構想について、どのように考えているのか」との質問でございますが、可能な限り民間の方々のアイデアやノウハウを活用していかなければならないと思っております。高橋議員おっしゃるように、多くの道の駅が今存在しているわけです。しかし、同時に、農林業などの生産を安定させるためには、農産物の直売所は各地区において本当に希望の拠点になっているのも事実であります。そういった面で、やはり遅まきながら川崎町もそういった拠点を整備する必要があると考えて、この事業を決断したところでございます。

 2点目の「川崎町の負担が多額になると思うが、費用対効果はどのように考えているのか」との質問でございますが、建設も運営も多額の費用を要すると推測しております。その費用に関しても、民間の資金を活用できないか模索していかなければならないと考えております。なお、費用対効果に関しましては、誰もがお考えになられるように、最少の費用で最大の効果が発揮されるように取り組むべき課題だと思っております。

 3点目の「農業・商業が一体となり道の駅によって活性化させる必要があると考えるが、現時点での考えはどのようなものか」という質問でございますが、全く高橋議員と同感でございます。道の駅の開設によって、多くの町民の皆様が利益を享受できるよう、そして誰もが誇れる施設であり続けられるよう、強い信念を持って取り組んでいかねばならないと思っております。どうか議員の皆様のご指導・ご協力をよろしくお願いいたします。

○議長(眞壁範幸君) 再質問の場合、挙手願います。高橋義則君。

○1番(高橋義則君) 農業で継続するには、道の駅で農産物を手軽に販売し、収益を得ることだと思っております。現在、各自が作付いたしまして、いろんな道の駅に持ち込み販売している方々がおられます。もっと多くの農産物を作付し、計画的に作付する必要があると思われます。農産物には1年1作しかできないものもあり、早期に計画を立て、販売の作物を試作しながら計画を立てなければなりません。それにより新しい農業振興が促せると思います。ぜひ行うべきです。行政でその計画をしっかり立てるべきではないかと思います。

 また、支倉常長まつりでも、いろいろな店が出店しておりました。やはり人が集まるところには、食べたり飲んだりするお店と、お菓子などを販売するお店に集約すると思われますので、川崎町の独自のお菓子など、開発にも力を入れてほしいものだと思っております。町長はどのように考えているのか、考えをお聞きしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 高橋議員の質問にお答えします。

 この事業は本当にいろいろな人たちのアイデアや汗を集めるというか、努力をしていただかないと成功しない事業ですので、いろんな関係の人たちの意見や協力をいただけるように、努力を積み重ねていかなければならないと思っております。

○議長(眞壁範幸君) 高橋義則君。

○1番(高橋義則君) 運営には多くの費用がかかります。先日、白石の方にお聞きしたら、白石の運営はNPO法人に運営を任せて、市では補助金を出さないと言われています。運営も川崎町の補助を出さずに、みずから運営を考えていくNPO法人で運営することを考えているのか、お伺いしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 以前より多くの議員の方々や町民の皆さんから、道の駅の開設を要望されておりました。しかしながら、私も多くの税金を投入することになると、これは何のためにやるのかわからないということで、なかなか踏み出せない面がございました。改めてそういった多くの税金を投入するのでは、何のためにやるのかわかりませんので、とにかく運営はいろんな形で運営する人たちが一生懸命やって、その維持できるような形をとっていかなければなりませんので、とにかくそういった形を模索していきたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 高橋義則君。

○1番(高橋義則君) 私も角田と白石の道の駅を見に行ったのですけれども、かなりの金額がかかっているような建物でして、川崎町でそんなに立派に建てなくてもいいですから、建物については川崎町の杉材などを使って、外壁、そして内装も板張りにしたり、町民から、私の考えですけれども、町民から寄附などをいただいて、その寄附をいただいた方の、道の駅の板に名前を掘ったりしながら、町民みずから立ち上げていくような道の駅にしてほしいものだと思っておりましたが、町長はその点、どのように考えているかお伺いしたいのですけれども。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 建物などにつきましても、多くの皆さんの意見を聞きながら、方向性をまとめていかなければならないと思っておりますが、私的には建物にそんなにお金をかける必要はないと、私的には思っております。しかし、いろんな人たちの意見の中で、どういったものをつくっていくかは、これからであります。

○議長(眞壁範幸君) 高橋義則君。

○1番(高橋義則君) これは最後の質問になりますけれども、まず道の駅を立ち上げるに当たって、行政に携わっている優秀な職員の皆さんが多数おられますので、皆さんの知恵とアイデアを結集して、各課が集まりまして、この道の駅に横のつながりを持ちながら、全員で成功させるようなことをやっていただきたいと、そのようにすることが、より盛り上がるものだと考えておりますが、町長はその辺のお考えはどうでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) もちろん職員の企画やアイデアは大切でありますが、議員の皆様方もいろいろなところを歩いてもらって、その中でここはいいなというものがあったら、やはり我々に情報を提供していただきまして、一緒に行って確認するとか、そういった作業も必要になると思うので、議員の皆さんもそれぞれの立場でいろんなところを歩いてもらって、これはというところは紹介してもらったりすることも必要だと思います。とにかく皆さんがそれぞれいろんなところを歩いてもらって、ここが川崎町に合うのではないか、またこういったことがいいのではないかということを遠慮せずどんどん提案していただきたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 次に、県道秋保温泉川崎線の現状について質問願います。

○1番(高橋義則君) 県道秋保温泉川崎線の現状について質問いたします。

 この路線については、平成29年3月議会におきまして質問いたしましたが、またそのほかの議員の方々もいろいろ質問されております県道であります。近年、大型車を含め自動車の通行量が大幅にふえています。地元の住民も健康維持のため散歩する人がふえています。また、桜の咲くころになりますと、アラバキロックフェスティバル時には多くの観光客が訪れ、周辺を散歩する姿が見受けられます。

 しかし、歩道もなく、車が来ると大変危険な状態です。また、昭和44年に県道、橋ができており、縁石は風化し、橋を支える支柱のコンクリートは鉄筋がむき出しになり、風化している現状です。住民の安全確保のためにしっかりと対応する必要があります。町にはこの現状をどのように認識し、対応を考えているのか、お伺いしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 高橋議員にお答えいたします。

 県道秋保温泉川崎線の現状についての質問でございます。

 すでにご承知のとおり、一般県道秋保温泉川崎線の整備要望に関する一般質問については、過去に数回ございました。先ほど高橋議員がおっしゃったように、直近では平成29年3月会議に高橋議員から質問を受けております。改めて回答をいたします。

 県道秋保温泉川崎線については、仙台市秋保町と川崎町を結ぶ通勤通学及び観光道路として利用される路線であり、国道286号の渋滞時には迂回路としての機能を有しております。さらには、一昨年から開催している「川崎レイクサイドマラソン」のコースの一部としても利用されております。

 しかしながら、現在の道路は道路幅が狭く、特に橋の上では車の交互通行が困難であるほか、見通しが悪く、カーブが急なため、車両通行時には不便を来している状況となっております。

 このことから、議会一般質問でもありましたが、県道秋保温泉川崎線の整備要望については、大河原土木事務所へ要望するほか、宮城県知事にも県南サミットの際に直接要望を提言しておりますが、橋のかけかえや拡幅工事については、財源の確保が難しいため、今後は橋の延命措置として点検や補修などを実施していくとの回答をいただいております。

 今後とも国道286号の早期完成とあわせて要望をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

○議長(眞壁範幸君) 高橋義則君。

○1番(高橋義則君) 現在この県道を利用している住民は28戸あります。特に橋については、現在上水道が通っております。万が一劣化した橋の橋脚が崩れ落下した場合、飲み水にも困り、交通にも分断され、この地区は陸の孤島となります。この現状はどのように認識していますか、お伺いいたします。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 高橋議員おっしゃるとおりでございますので、議会終了後に改めて大河原土木事務所にその橋の鉄骨がむき出しになっているような写真も含めながら、事務所に行って状況説明を改めてしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) これで高橋義則君の一般質問を終わります。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 通告第6号、9番佐藤達也君。

 初めに、「巧妙化する特殊詐欺への対応は」について質問願います。佐藤達也君。

【9番 佐藤達也君 登壇】

○9番(佐藤達也君) 議席番号9番佐藤達也です。

 ただいま議長より質問の許可を得ましたので、通告に従い質問をしたいと思います。

 「巧妙化する特殊詐欺への対応は」について、町長にお伺いをいたします。

 特殊詐欺による被害に遭われている方が後を絶ちません。詐欺の手法も巧妙化し、役所職員や金融機関、警察官や弁護士を名乗り、相手を信用させて犯行に及んでいます。被害者は高齢者に限らず、老若男女誰でもだまされてしまう危険があります。一人一人がだまされないという意識を持つことが大切でありますが、詐欺被害に遭わないための対策も必要です。行政としてどのような対策を考えているのか伺います。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 町長。

【町長 小山修作君 登壇】

○町長(小山修作君) 9番佐藤達也議員の質問にお答えいたします。

 「巧妙化する特殊詐欺への対応は」とのご質問でありますが、議員が言われますように、最近の特殊詐欺は、複数の者が役割をそれぞれ分担しながら、用意周到に高齢者などをだましたり、仕組みをよく理解していないコンビニなどでのプリペイド決済を利用させるなど、その手口が年々巧妙になっていると感じております。

 また、あらかじめ電話で資産状況を聞き取り、その後自宅へ強盗に押し入るといった通称「アポ電」と言われる、大変悪質な事件も発生しております。

 さて、川崎町内における振り込め詐欺や還付金詐欺などの特殊の現状でありますが、平成29年度における特殊詐欺の認知件数は3件で、被害額が58万5,000円、平成30年度におきましては、残念ながら3件で278万7,460円と被害額が増大しました。ちなみに柴田郡内では啓発などの効果もあり、減少傾向であると伺っております。

 ご質問の被害を防ぐ取り組みとしては、不審電話やはがきなどが寄せられ、不安を抱えた方のために、宮城県消費生活センターや県民サービスセンター、また川崎町消費生活相談員が随時相談を受けております。

 また、金融機関窓口においても100万円以上の高額振り込みを高齢者が行おうとした場合、各金融機関が警察に一報を入れ、警察官が直接本人に確認を行うほか、各コンビニにおいても、高額プリペイドカードを購入する方については、各店舗において使用目的などの確認を行い、購入者が確認に協力されない場合や、納得されない場合には、警察に連絡を行うなどのマニュアルが策定されており、被害を未然に防ぐ体制の整備がなされております。

 川崎町としても、チラシや町の広報紙を活用し注意喚起を行っているほか、病院や各金融機関において、振り込み詐欺など防止キャンペーンを防犯指導隊とともに実施したり、郵便局と協力し年賀状を活用して、全世帯に「振り込め詐欺などに注意」の啓発を行っているところであります。

 さらに、民間団体の取り組みとして、交通安全母の会の皆様が各集落を回り、交通安全のほか、振り込め詐欺への注意を呼びかける運動を実施しており、ことしの総会においても振り込め詐欺を題材とした啓発劇を披露されるなど、犯罪の未然防止にご協力いただいております。

 川崎町といたしましても、関係機関等と情報を共有しながら、引き続き被害防止に努めていきたいと考えております。

 ちなみに、今回の6月の町の広報の22ページには、こんなはがきが届いていませんかということで、実際のはがきの内容を掲載して、わかりやすく説明しております。こういった形で広報でもなるべく町民の皆さんにわかりやすいような周知をしていかなければならないと思っております。

 あと、これは去年の4月に出したチラシなのですけれども、はがきが町内に何通か来ましたので、すぐ町民課のほうでこういったはがきが来ていますけれどもというようなチラシですぐ対応させていただきました。いずれにしても、現物はこんなものだよということで、なるべくわかりやすく周知をするように努めているところでございます。

 以上であります。

○議長(眞壁範幸君) 再質問の場合は、挙手願います。佐藤達也君。

○9番(佐藤達也君) 昨年度、280万円ほど被害に遭われたということであります。被害に遭うというのは、巧妙化しているということで最初にお話ししましたが、詐欺にも大分種類があります。

 おさらいという点でちょっとお示ししたいと思いますが、まず皆さんご承知のオレオレ詐欺。架空請求、これははがきによる詐欺ですね。融資保証金等詐欺。それから、金融商品取引名目による詐欺。ギャンブル必勝情報提供名目、これによる詐欺もあります。それから、異性との交際あっせん名目による詐欺。これは以前、国際ロマンス詐欺というか、外国人が日本人の女性を狙ったという点でテレビにも映りましたが、そういう詐欺もあります。それから、町長が答弁されたアポ電、これについては東京都渋谷区のほうで凶悪な強盗事件になっております。凶悪化するような詐欺でもあります。それから、行政とか、そういう点になると思いますが、還付金、あとは給付金、これによる詐欺があります。それから、社会情勢に便乗した詐欺として、震災等による詐欺。マイナンバー制度を利用した詐欺。それから、年金、これにも詐欺で、その年金を受給とか還付とかいう感じで詐欺をしております。それから、これから行われるオリンピック・パラリンピック、これに便乗した詐欺があるんじゃないかということで、警察庁のほうで啓発を強めているようであります。それから、株・社債。これら、いっぱいあるんですね。消費者は、これらのことを、私はだまされないと思っていても、やはりだまされてしまう巧妙さ、そういうことがあると思います。

 実在している団体を名乗って詐欺をしているわけですが、これは主に電話、はがきもありますが、はがきの場合はここに電話してくださいという通知が来ます。その電話という点で、警察庁のほうでは、家族のきずな作戦、合言葉を決めるとか、息子を名乗っていれば合言葉を決めておく。犬の名前、いろいろ合言葉を決めるというところもありますが、それと留守番電話。あえて1回で電話を受けないで、この電話、当然用事がある人は録音しますので、そういうところで一時ストップかけさせるという方法もあるようです。それから、防犯機能を備えた電話に交換するというところがありますが、一番私が思っているのは、手っ取り早いなと思うのは、受話器の受ける取っ手の部分、これにステッカーで「ちょっと待って詐欺かも」みたいなフレーズを入れた告知シールというんですかね、これを1つ張っておくだけで大分変わると思うのですが、町長、これを配布する、今年度は無理としても、来年度以降、そういう試みをされてはいかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 去年、はがきが私のうちにも届きました。女房の名前で。そうしましたら、町内に何人かいたというので、すぐチラシを町民課のほうから配ってもらいました。これで被害を受ける人がいたのではかわいそうだなと思って、とにかくすぐ対応してくれと。不安で電話して、それで何十万、何百万円というお金をだまされたら、とてもとても気の毒だということで、本当にそういったことを防げるのであれば、何でもしていかなければならないと思っています。今、達也議員のほうからそういうステッカー、私も先日テレビでそういうステッカーとか何かも必要なのではないかという、ちょっと番組を見ました。やはりそういったものを町で用意して張ってもらうというのも効果があるのではないかと思うので、なるべく早く対応したいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 佐藤達也君。

○9番(佐藤達也君) 今お話ししたのは、金融機関とかATMとかコンビニに走らないための第1段階だと思います。未然に、ちょっと待ってと一旦落ち着かせるという点であります。

 それから、そういう電話がかかってきた後、町長、答弁で消費生活センター、県のですね、それから県民サービスセンター、川崎町消費生活相談員の方、それから町民生活課というところで随時相談を受けているというお話でしたが、実際パニクると、ここに電話しなきゃいけないというのは多分思いつかないと思います。そういった点でも、告知という意味では、もっと充実を図ってもよろしいのではないのかなと思いますが、その点についてお伺いしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) やはり達也議員がおっしゃるように、こういったことをしてもやはりパニックになっちゃいますので、やはりステッカーのところに「詐欺かも」、それで何かあった場合はここにと、もうステッカーに例えば電話番号を入れるとか、町民課にするか、それはあれなのですけれども、やはり手がたいところの電話番号をそこに、ステッカーにも入れちゃうというのも1つの方法だと思います。

○議長(眞壁範幸君) 佐藤達也君。

○9番(佐藤達也君) 最後にもう1点だけお伺いしたいと思います。

 近年、近年というか、巧妙化している詐欺ということで、実際ある団体、法務省関係の団体とかを名乗って、はがきで送りつけてくるというところもあります。それから、役場職員なり県の職員の実在する課を言って、「何々の佐藤です」というふうに名乗って電話をかけてくるという事例もあります。今回、町職員の名前を語る可能性もあるということを先ほど言いましたが、町で職員の顔写真入りの名簿を悪用して犯行に及ぶということも考えられます。この辺について町長はどういうふうにお考えか、最後に質問して終わりたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 顔写真入りの職員の紹介は、職員の顔を知ってもらって、町民の人たちも気軽にいろんなことを相談してもらおうと思って企画したのですが、そういった危険性もあるので、今初めて達也議員から言われて私も、なかなかちょっとこれは難しいなと思ったところが正直なところであります。いろいろ考えていかなければならないと思います。

○議長(眞壁範幸君) 次に、「地域コミュニティーの課題は」について質問願います。

○9番(佐藤達也君) 2点目に移ります。「地域コミュニティーの課題は」について、町長にお伺いをいたします。

 まちづくりには、行政区長・人権擁護委員・保護司・民生委員の皆さんを初め、総数で400人余りの方々にご尽力をいただいております。しかしながら、近年はなり手不足問題や個人情報保護の観点から活動が制限されるなど、コミュニケーションがとりづらい社会となっているのも事実です。それによってさまざまな問題・課題を抱えているのも現実にあるようです。日々活動していただいている皆さんには、行政の対応、これが基本として進めていくしかないと考えます。

 そこで、町としてどのように考え、対応しているのかお伺いをいたします。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 佐藤議員の質問にお答えします。

 「地域コミュニティーの課題は」とのご質問でございますが、地域コミュニティーにつきましては、川崎町だけでなく全国的に地区役員などのなり手不足や高齢化の問題、自治会への参加が少ないなど、コミュニケーションがとりづらいと伺っています。また、達也議員おっしゃるとおり、個人情報保護の関係から、住んでいる方々の情報が少なく、行政区長を初め各種委員の活動がしづらいとの声も耳にしております。

 地域コミュニティーは、住む人たちの「自分たちの地域は自分たちの手でつくる」という自主的な考えを持ち、行政と地域住民が一緒に取り組むことが大切だと考えております。

 現在、町では災害が発生した場合に、行政と地域住民が連携し、素早く安否確認や避難誘導が行われるよう、要援護者の名簿作成を進めております。お互いの顔が見える人間関係を築き、明るい地域社会づくりをするために、地域で抱えている問題や課題を一つ一つ解決できるよう、これからも協力していきたいと思っております。これがまた難しいことでもあると思っております。

○議長(眞壁範幸君) 佐藤達也君。

○9番(佐藤達也君) この問題は、我々、行政に限らず、地域に住んでいる者、共通の課題だというふうに認識しております。私が小学校、中学校ぐらいのころまでは、駐在所さん、派出所ですね、川崎派出所に新任で来られた方は台帳みたいなのを持っていまして、各家庭を訪問して、何人住んでいらっしゃいますか、それから構成、これまでちょっと調べていたという記憶があります。隣に何人住んでいるのか、特に都会なんていうのは、隣に誰が住んでいるのかわからないという社会になってきています。

 先ほど町長が答弁されましたように、災害時、これが一番困る問題でして、2人だと思っていたのが4人いたということも考えられます。そういった点では、各まちづくりにご尽力いただいている皆さんに、やはり一度、こういうことをお示しするという、町はこういうふうに考えている、皆さんもこういう形で進めていただきたいというところを明確にする必要があるのだろうなというふうに思います。

 以前、民生委員の方に、民生委員の方というのは、昔でいうと、世話好きの方、言葉はあれなのかもしれませんが、おせっかいやきといいますか、しっかりと役職を果たすというところで、各家庭を、相談に来てくださいと言われれば行きますし、そういうことがしづらくなっているというふうに、やはり聞きました。それは個人情報保護法という法律が足かせになって、いや、うちは関係ないですよというふうな門前払いを食らうということもありますので、その辺も行政としてしっかりとお伝えしていくという点をいま一度町長の口から、いつごろまでにそういうお示しをするのか、お答えいただきたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 本当に我々は、そういった人たちの協力を得て地域づくりを進めておりますが、どこまでやはり皆さんにしていただくかというか、その辺の尺度が難しいところがございます。そういったことも含めて、関係の皆さんと課と、ちょっと意見交換をしまして、どういった形で改めての働きかけができるものか煮詰めまして、なるべく早く、そういったやはり達也議員がおっしゃるように、現場では苦労もされておるでしょうから、どこまで我々がお願いすべきものなのか確認して対応すべきところですので、ちょっと時間をいただきたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) これで、佐藤達也君の一般質問を終わります。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 通告第7号、13番遠藤美津子さん。

【13番 遠藤美津子君 登壇】

○議長(眞壁範幸君) 初めに、不育症支援について質問願います。

○13番(遠藤美津子君) 13番遠藤美津子でございます。

 ただいま議長よりお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。

 初めに、不育症支援についてご質問をいたします。

 不育症とは、妊娠が困難な不妊症とは異なり、妊娠はするものの、流産・死産、もしくは生後1週間以内に死亡する早期新生児死亡によって、子供が得られない場合を不育症と定義づけております。流産の確率は年齢とともに上がるため、晩婚や晩産化が進む近年では、深刻な問題の1つでもあります。厚生労働省の実態調査では、流産を繰り返す不育症患者は全国で約140万人、毎年約3万人が発症していると推計されております。

 不育症の原因についてはさまざまで、子宮形態の異常、両親のどちらかの染色体異常や胎盤の血液が固まりやすく胎児に栄養が行かないなど、多くが原因不明とされています。しかし、近年は研究が進み、適切な検査・治療を受ければ、8割以上の方が出産にたどり着くということであります。つまり不育症を知り、適正な検査や治療をすれば、多くの命を守ることができるということです。

 不妊症と比べ、いまだ不育症を知らない人が多く、流産・死産したことによって、心身ともに大きなダメージを受け苦しむ女性の4割は、強い心のストレスを抱えたままであります。

 厚生労働省は、不育症の相談マニュアルを作成し、都道府県ごとに不育症相談窓口が設置されています。不育症の治療には多額の費用がかかることから、公的助成を行っている自治体もあります。

 このようなことから、不育症に悩む方に対して正確な情報を提供し、患者支援の取り組みを行っていくことが必要であります。

 そこで、以下4点についてお伺いをいたします。

 1点目、不育症について、本町ではどのような認識をお持ちなのかお伺いいたします。

 2点目、相談窓口と周知啓発の取り組みについてお伺いいたします。

 3点目、検査や治療の多くが保険適用されておりません。治療費助成制度についてのお考えをお伺いいたします。

 4点目、若い世代に不育症の情報を伝えることも重要であります。中学校においての保健教育での普及啓発についてお伺いをいたします。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 町長。

【町長 小山修作君 登壇】

○町長(小山修作君) 13番遠藤美津子議員の質問にお答えいたします。

 1点目の「不育症に関する町の認識」についてですが、これまで住民の方から不育症に関する相談や不育症検査と治療に関する問い合わせなどはほとんどないのが現状であります。不育症については、厚生労働省研究班によって、その原因や治療方法が少しずつ明らかにされており、リスク因子が特定できるものについては、治療方針がある程度整理されてきておりますが、依然として医学的研究が行われている段階であります。そのため、国において早期に原因を究明し、有効な治療方法を確立することが望まれるところだと考えております。

 2点目の「不育症に対する相談窓口と周知啓発」についてですが、宮城県が東北大学病院内に開設している「宮城県不妊・不育専門相談センター」で、不妊症や不育症に悩む方の相談を行っており、国のホームページ上でも全国の不育症相談窓口として掲載されておりますので、町に相談があった場合は、このセンターを紹介するなど、適切な対応をさせていただいております。周知や啓発については、これまで余り積極的に取り組んでおりませんでしたが、今後は広報や川崎町のホームページにも不育症に関する記事を掲載するなどで、広く周知できるよう努めてまいります。

 3点目の「不育症治療への助成制度の導入」についてですが、子供を希望する夫婦にとって、不育症の治療はますます重要になると認識しておりますが、町の現状把握と検査や治療に関する情報の収集、医療機関との連携などが必要となってくるため、今後の国や宮城県、そして近隣市町の動向を踏まえながら検討していきたいと考えます。

 参考に、現在宮城県内で助成制度を導入している自治体はありませんが、隣の山形県や福島県では数年前から導入している自治体が幾つかあるようですので、先進事例として情報を集めたいと考えます。

 4点目の「中学校における保健教育での普及啓発」についてですが、確かに遠藤議員ご指摘のとおり、不育症に関するさまざまな情報を若い世代にも伝えていくことは、子育て支援や患者支援の観点からとても重要であると考えますが、その情報を伝える適切な時期、タイミングがいつごろなのかとなると、中学生ではいささか早いのではないかとも思われます。学校教育にかかわる内容でもありますので、文科省や県教育委員会の方針をもとに、町の教育委員会や学校とも意見交換しながら、普及啓発の時期や方法などについて慎重に判断していきたいと考えております。ご理解をお願いします。

○議長(眞壁範幸君) 再質問の場合、挙手願います。遠藤美津子さん。

○13番(遠藤美津子君) ご答弁ありがとうございます。不育症について、川崎町として問い合わせがほとんどない状況というご答弁でした。これは、不育症自体、認知がやっと最近されてきたのかなと思います。過去に私の知り合いの方のお嬢さんも、何回も妊娠はするけれども流産をしているんだ、そのころは不育症というのも私も存じ上げませんでしたし、ああ、大変だなということでお伺いしましたけれども、その後、どうしても子供さんが欲しくて、お1人いただいたと、今育てているというお話もあります。

 この不育症自体、まだまだ本当に認知されていないと思っておりますので、この啓発に関しては今後、ホームページ等で広く掲載をするということでございますが、チラシ等もございます、ポスターもありますので、今後、まして晩婚・晩産化になればなるほど、高い率でなかなかできにくいという結果も出ておりますので、認知に関していろいろな方法でもっと広く町民の方に訴えていただければ。あくまでも個人的な問題で、誰でも女性であれば言いたくないというか、どこにも相談できないという状況もあると思いますので、そういう今後の認知に関してのポスターなり、それから健康・母子手帳に載せるとか、いろんな方法があると思いますので、その点、お考えいただけないでしょうか、お伺いいたします。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) やはり周知していくことは大切なので、なるべくうまく伝わるように周知の方法を考えていきます。

○議長(眞壁範幸君) 遠藤美津子さん。

○13番(遠藤美津子君) 不育症って初めてお聞きする方も中にはいらっしゃるのではないかなと思いますので、ちょっとお話ししたいのですけれども、静岡県小山町のお話なのですけれども、ここは1978年に、日本で初めて不育症専門外来を開設した専門医で、富士小山病院の院長を務める牧野恒久氏によると、年間30万件ある自然流産のうち、治療対象となる患者に不育症治療を施せば、年間5万3,000人の赤ちゃんが救えるとおっしゃっております。この数字は体外受精で生まれる子の数よりも多いそうであります。不育症治療は、晩産・晩婚の時代、この少子化対策の盲点になっているというお話をされておりました。

 また、流産や死産などを繰り返す不育症患者数は、全国で15万から20万と言われているそうです。不育症が病気であることを知らずに悩んでいる、知っていても高額の検査・治療代がネックになって病院に行かないケースが少なくないそうであります。この小山町では助成をしておりますが、1年につき1回の検査・治療を対象に20万円を上限として費用の7割を助成して通算5回までということでございます。

 今現在そういう相談がないということでございますが、今後そういうことも、少子化、人口減少ということを踏まえ考えた場合に、この助成制度も考えておくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 考えていくべきだと思います。

○議長(眞壁範幸君) 遠藤美津子さん。

○13番(遠藤美津子君) 最後になりますが、中学校での保健教育について最後にお伺いしたいと思います。中学校では学習指導要領に基づいて、その学年ごとの健康指導をされていると思います。今後、早目にそういうことを子供にも認知をしていくということが大切であると思います。仙台のほうでは、この不育症も含めて出前講座を、希望する中学校に向けて出前講座をしながら、健康、出産・妊娠に関しての助産師を出向けてやっていると。その中で不育症も兼ねて教育をしていくというお話でございますので、今後町においてもそういう取り組みをなされていっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 教育長。

○教育長(大沼吉朗君) 教育内容については、学校長の判断で全て行われるわけですが、そういう事例もあるということで、お知らせはしておきます。また、文科省の学校保健については、ある程度の順序性で教えている。例えば妊娠があって、そしてそれをどうやって育てていくのかとか、そしてあと中学校においては、そしてさらにエイズ防止とか、そういうことが書かれておりますので、その中で不育症というものがどういうものなのか、言葉だけでも知れば、少しはいいのかなとは思っております。学校長にお話ししておきます。

 以上です。

○議長(眞壁範幸君) 遠藤さん、1問目、今終わりましたけれども、時間でありますので、休憩に入らせてもらってよろしいですか。(「はい、大丈夫です」の声あり)

 それでは、暫時休憩いたします。再開は11時5分といたします。

午前10時57分  休憩

                                           

午前11時05分  再開

○議長(眞壁範幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 次に、制服の自由選択制の導入について質問願います。

○13番(遠藤美津子君) 2点目、制服の自由選択制の導入についてお伺いいたします。

 全国的に性別に関係なく自由に選べる制服を導入する学校がふえています。これはLGBTを初めとする性的少数者も配慮したもので、保護者や子供たちの意見を踏まえ、スラックスやスカートなどを自由に選べる制服の導入が進んでいます。東京都中野区は、運動好きな小学6年生の女子がズボンをはきたいというクラスアンケートを受け取ったことがきっかけとなったようです。この制服の自由選択制は、LGBTを初めとする性的少数者への配慮や利便性、また保護者や子供たちの意見を踏まえたもので、生徒が自分らしく生きたいという多様性の尊重や健康にも配慮したものです。

 今後、本町においても生徒や保護者のアンケート調査、関係者との協議等を踏まえながら検討すべきと考えますが、ご見解をお伺いいたします。

○議長(眞壁範幸君) 教育長。

○教育長(大沼吉朗君) 13番遠藤美津子議員の質問にお答えします。

 制服の自由選択制の導入についてのご質問でありますが、議員からの質問にありますように、生徒の制服を自由に選択できることが東京都の一部で取り入れております。

 平成27年に文部科学省から「性同一障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等についての通知」が出されており、その中で学校における支援の事例の1つとして「自認する性別の制服・衣服や体操着の着用を認める」とあります。中野区の場合には、LGBTとは関係なく、女子生徒の希望によりスカート・スラックスを選択することができるようになったということです。

 川崎町では、今のところそのような要望は出されておりませんが、もし要望があれば各学校の意見を聞き、周辺地域の様子も見ながら、導入も検討していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

○議長(眞壁範幸君) 再質問の場合、挙手願います。遠藤美津子さん。

○13番(遠藤美津子君) ありがとうございます。川崎町の小学校の女の子たちの会話の中で、ズボンをはきたいよねという、直接私も聞いたことがあります。今まで川崎町の児童生徒の状況を見ていますと、冬はもちろん寒いので、スカートの中にジャージをはいて歩いている姿等も見受けられました。冬は寒いということもあって、健康的にもスラックスというのはすごく活動的でもありますし、今後そういう選択ができるとすれば、またそういう環境もよくなるし、健康にもまた配慮できるのかなと思います。特に自転車通学もありますので、その辺を今後しっかりと検討していただきたいと思いますけれども、最後にお伺いいたします。

○議長(眞壁範幸君) 教育長。    

○教育長(大沼吉朗君) かつて川崎町もズボン、スカートのかわりにズボンということもありました。スカートになったという経緯も、多分周りの町村に合わせたということもあったのではなかろうかと思います。制服については、詳細には学校の判断というか、学校が保護者との意見交換をしながら決めていくことが大切だと思っております。例えば東京のように、銀座でですか、アルマーニだか、ブランド品を制服にした学校もありますし、今制服についてはいろんな価値観というか、その思いがありますが、ご家庭の費用なんかも考えると、すぐ変更できるものでもないような気もします。

 そういう長い目で見ながら、選択の自由とか個人の自由というか、そういう寒さ、健康とか、そういういろんな面をやはり考えていきながら、制服のあり方というものを考えていかなければならないとは思っておりますので、今後ともご理解のほどよろしくお願いします。

○議長(眞壁範幸君) これで、遠藤美津子さんの一般質問を終わります。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 通告第8号、2番沼田長一君。

【2番 沼田長一君 登壇】

○議長(眞壁範幸君) 初めに、空き家対策について質問願います。

○2番(沼田長一君) 2番沼田長一です。

 議長より発言のお許しをいただきましたので、発言させていただきます。

 まず、空き家対策について町長に質問いたします。

 人口減少と高齢化に伴い、当町に限らず全国的に空き家がふえております。全国では空き家が850万戸あると言われております。当町では空き家バンク制度により一部の空き家を利用しております。しかしながら、今にも倒壊しかねない物件も見受けられます。景観及び安全上の問題から、対策が必要と考えます。町としての考えを伺います。

 1つ、空き家バンクに登録されている割合はどのくらいなのか。また、未登録の空き家のうち、倒壊のおそれがある空き家の実態は把握されているのか。

 2、倒壊のおそれのある空き家所有者に対して、対応はどのように行っているのかお伺いしたいと思います。

                                           

○議長(眞壁範幸君) 町長。

【町長 小山修作君 登壇】

○町長(小山修作君) 2番沼田長一議員の質問にお答えいたします。

 1点目の「空き家バンクに登録されている割合は。また未登録の空き家のうち倒壊のおそれがある空き家の把握はしているのか」との質問でありますが、川崎町において平成25年度から空き家バンク事業を開始しておりますが、空き家バンクに登録される方が少ないことなどから、潜在的な空き家の数を把握し、空き家バンクへの登録を促す観点も含め、平成28年に空き家実態調査をした経緯がございます。あくまでも外見・外観からの調査でありましたが、空き家と思われる家屋は268件程度存在しております。うち現在の空き家バンク登録数は68件ありますので、登録されている割合は25.4%となっております。

 また、倒壊のおそれのある空き家についてでございますが、町内をめぐったとき、屋根が落ちている建物や、長い間家主の管理が施されていない老朽化した建物を見かけますが、老朽化などにより倒壊し隣の家などに損害を与えるかどうかの判断は、建物ごとに調査しなければ判定が難しいこともあり、実態調査・把握はいたしておりません。

 2点目の「倒壊のおそれのある空き家所有者に対しての対応は」とのご質問でありますが、議員もご承知のように、個人の所有物・財産であるため、一義的には所有者が責任を持って管理すべきものと考えております。しかしながら、所有者が町外に在住しているなどの理由により連絡先がわからない場合など、近隣住民だけでは対応が困難なケースもありますので、そのような場合については、区長さんなどからも情報をいただき、その都度、所有者へ連絡をとり、改善していただけるよう連絡をとっている状況でございます。

○議長(眞壁範幸君) 再質問の場合、挙手願います。沼田長一君。

○2番(沼田長一君) ただいまのご答弁で、空き家バンクに登録されているのは25.4%ということで、約7割以上が未登録というような実態になっているようでございます。これをさらにふやすような対応策といいますか、どのような方法でふやそうと考えているのか、お聞きしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 地域振興課長。

○地域振興課長(滝口 忍君) 2番沼田長一議員に回答申し上げます。

 25.4%、この数字をどのように上げていくのかというご質問でございますが、まずその前に、これまで取り組んでいる状況を説明させていただきます。

 行政区長会議において、地域おこし協力隊も初め、空き家バンクを積極的に活用していきたい、空き家の情報をいろいろくださいというお話、それから税務課と連携いたしまして、固定資産税の納税通知書の中に「空き家バンクという制度があります。ぜひご利用しませんか」というような内容を入れて通知書を出しております。それにしても25%という数字ですので、今後どのようにして数字を上げていくかというのに関しましては、課内でも検討いたしまして、庁内でコンセンサスを得た上で積極的に対応してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。

○議長(眞壁範幸君) 沼田長一君。

○2番(沼田長一君) 空き家バンク登録には積極的に動いていただいているというふうに感じました。町長が答弁の中に、所有者に連絡がつかないというようなご答弁がございましたが、連絡がつかない所有者というのは、大体どのくらいの割合が該当するのか、概略で結構でございます。お願いいたします。

○議長(眞壁範幸君) 総務課長。

○総務課長(大沼澄夫君) 町長の答弁は、あくまでも近隣住民に、そちらの方だけでは連絡がとりづらい、あるいはとれない、そういったことを申し述べたことでありまして、町として納税していただいているものですから、とれないとか、そういったものではございません。

○議長(眞壁範幸君) 沼田長一君。

○2番(沼田長一君) 最後の質問にさせていただきますが、その倒壊のおそれのある物件について、町としてはその処置を、その所有者に早く処置をするように、そのような連絡を今後やっていくのか、あるいはこのまま倒壊するのを待っているのか、放置するのか、その辺どのような考えなのか、お聞かせください。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 私としてはやはりこういった状況ですので、とても危ないですよというのは、やはり通知しなければならないと思っています。

○議長(眞壁範幸君) 次に、「高齢者世帯にエアコン設置補助を」について質問願います。

○2番(沼田長一君) 昨年は全国的に猛暑が続き、熱中症による多くの犠牲者が出ております。特に高齢者が多く、社会問題となっております。ことしに入ってからも、まだ5月だというのに30度を超す猛暑がありまして、県内でも1人の方が犠牲者が出ております。

 そこで、高齢者世帯にエアコンを設置する場合、高齢者の方々は負担が大きく、設置を諦めている方がいらっしゃいます。町民の犠牲者を出さないためにも、高齢者世帯への設置費用の補助の考えはあるのかどうか、お聞きしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 沼田議員にお答えいたします。

 「高齢者世帯にエアコン設置補助を」との質問でございますが、沼田議員がおっしゃるように、昨年は異常とも言える猛暑が全国的に続き、熱中症により救急搬送されたり、残念なことに死亡に至る事案が数多く発生しました。6月から9月の熱中症による全国の死亡者は1,500人を超え、過去最悪となり、うち65歳以上は8割を超えています。このうち救急搬送されての死亡者は160人であります。川崎町でも農作業中に女性高齢者が熱中症にかかり死亡するという痛ましい事故が発生しております。高齢者がなぜ熱中症に陥りやすいのかといいますと、1つに、体内の水分が不足しやすいこと、2つ目に、暑さに対する感覚機能や体温調整機能が低下していること、3つ目に無理をしてしまうからであります。

 予防するには、水分補給を小まめにとること、部屋の温度や湿度をはかること、エアコンや扇風機をうまく使用すること、シャワーやタオルで体を冷やすこと、部屋の風通しをよくすること、暑いときには無理をしないこと、外出時には日傘や帽子をかぶることなどであります。

 ある高齢者のひとり暮らしの方が、猛暑の中、設置しているエアコンや扇風機を使わずに亡くなっていたという痛ましいニュースがございました。体が冷えるからエアコンは嫌いという高齢者も多くいますが、使い方次第では熱中症防止に有効です。多くの家庭でエアコンが普及しておりますが、高齢者のみの世帯では設置費も高価で電気代もかかることから、依然設置率は低いものと考えられます。

 今回の沼田議員が言われるとおり、エアコン設置を望む高齢者世帯に町が設置費を支援するとなると、膨大な予算が必要となります。今後も厳しい財政運営が強いられる中、限られた予算をいかに効果的かつ効率的にさまざまな福祉政策に生かすことができるかを考えれば、このご提案は、この事業に取り組むことは、困難であると判断せざるを得ません。ご理解を賜ります。

○議長(眞壁範幸君) 沼田長一君。

○2番(沼田長一君) ただいまの答弁で、財政的には厳しいので困難であるという答弁でございましたが、町長就任以来、子育て支援に対しては2期8年にわたり県内トップクラスの待遇となっております。3期目以降は、やはり高齢者も含めた、その辺の県下トップぐらいになるような高齢者のための施策というのは、今後必要ではないかというふうに思います。子育て支援については、将来の川崎町を担う若い人たちへの投資ということで大いに賛成であります。高齢者というのは、今までこの川崎町の発展のために努力されてきた先輩方への対応策も、今後3期目以降の町長の方針のほうに追加していただけるような考えがあるのかどうかお伺いしたいと思います。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) 先輩方に対する敬意、そういったものを持つのは当然でございますし、先ほど佐藤達也議員からご意見がございましたが、いろんな人たちのところに出向いて、さまざまな声がけをする難しさもございます。そういったものを通して、先輩方とおつき合いを深めたりすることが大切だと思っております。先輩方には財政的なことを説明すれば、納得していただけると思っております。エアコンを高齢者の皆さんに取りつけるための助成は、財政的に難しいんだと説明すれば、先輩方はわかってくださると私は確信しております。この事業については取り組むところまでは至っておりません。

○議長(眞壁範幸君) 沼田長一君。

○2番(沼田長一君) 最後の質問になりますけれども、エアコン設置の補助は難しいということであれば、広報等を通して、熱中症防止のための町からの周知を徹底していただきたいなという思いがしますが、町長はどのようにお考えでしょうか。

○議長(眞壁範幸君) 町長。

○町長(小山修作君) そういった広報なり、あとはやはり健康推進委員の人などを通じて、とにかく大変な暑さになるから気をつけてくださいというような啓発・啓蒙のことは、やはりしていくべきだと思いますので、そういったエアコンを導入するよりも、人的なことでうまく皆さんに伝わるような、あと事件や事故につながらないように、そういった形でアピールしていきたいと思っております。

○議長(眞壁範幸君) これで、沼田長一君の一般質問を終わります。